95. ページ31
・
〔Daisuke side〕
やっと、コンクールが終わって一段落。
レッスンも通常通りになって、俺の帰りもいままで通り。
早く帰れるしお土産買って帰ろうとスーパーに寄って家に帰ると、
亮平「いい加減にして！うるさいの！ケンカすんならテレビ消して！」
手洗ってからリビングに行く。
亮平に言われても喧嘩を続けてる2人と怒りっぱなしの亮平。
キッチンで半泣きな康二。
大介「亮平、落ち着いて。2人もケンカしないの」
亮平「‥‥ごめん。」
大介「康二、おいで？」
康二「ｷﾞｭｯ‥‥」
エプロンのまま抱きついてくる。
大介「テレビ消してね。康二、ご飯作るのお願いしていい？」
康二「うんｯ‥‥」
大介「兄ちゃん、亮平のとこ行くから」
康二「おんｯ‥‥大丈夫やで、」
大介「ｷﾞｭｯ‥‥無理に笑わなくていいよ。」
康二「ｷﾞｭｯ‥‥こわかった、」
そう言って静かに泣く康二とそれぞれがそれぞれのことをやり出した2人。
大介「兄ちゃんもあんな亮平初めて見たよ。きっと亮平も疲れてたんだろうし嫌いにならないであげて？」
康二「あたりまえやｯ‥‥どんなりょう兄でもお兄ちゃんやからｯ‥ﾆｺｯ」
まだ、涙の浮かぶ瞳で作った笑顔じゃない、本当の笑顔を見せてくれた康二。
大介「じゃあ、ご飯作るのお願いね」
康二「おん！」
さてと、亮平をどうしようかな。
とりあえず亮平の部屋に入ると布団が一部分だけ異常に膨らんでるから布団ごと抱きしめる。
亮平「やｯ‥‥」
大介「兄ちゃんはこうしてたいな」
亮平「おれはやだｯ‥‥」
涼太「ただいま」
大介「んあ、おかえり」
亮平「ｯ‥‥」
大介「りょうたー」
涼太「はいはい、どうしたの？」
大介「ん、」
涼太「あ、亮平、兄ちゃんたち帰ってきたよ。」
亮平「しってる、」
涼太「どうしたの？」
亮平「おれ、おこるつもりなかったのにｯ‥‥なのにｯ‥‥」
涼太「怒っちゃったの？」
亮平「んｯ‥‥」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 459人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：未来
| 作成日時：2020年9月22日 11時
