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〔No side〕
袋に戻した亮平の背中を優しくさする父。
父「ごめんね」
強く背中を叩くと思いっきり戻した。
我慢してることに父は気づいたんだろう。
父「すぐだからごめんねー」
と検査を始めた。
亮平「ﾝｸﾞｯ‥‥いたいｯ‥‥」
父「はい、おしまい。症状的に胃腸炎かな。水分飲める？」
亮平「‥‥」
父「とりあえず横なってて？」
検査の結果が出るまでの間に父は片付けをしポカ〇を買って戻ってきた。
父「飲めるかな」
亮平「ん、く、」
父「今日は点滴しなくても大丈夫かな。あぁ、やっぱり胃腸炎だ。」
亮平「‥‥」
父「ちょっと待っててね。よし、帰ろっか」
亮平「ん、」
父「家に帰ったら安静にしててね」
・
〔Ryohei side〕
家に帰ってからが大変だった。
気持ち悪いしお腹痛いし。
上も下も大変なことに。
父「点滴持ってきてよかった」
亮平「ｷﾞｭｯ‥‥」
父「辛いよね。昨日右にしたから今日左にしよう」
亮平「2じかん、？」
父「うん。2時間ぐらいかな」
亮平「ん、」
父「よし、あまり腕あげないでね。血が逆流しちゃうから」
亮平「ん、」
尿意で目が覚めた。
点滴外れてるしいいよね。
トイレ行って戻ろうと思ったけどお腹痛くて逆戻り。
たぶん、吐き気は点滴されたんだろう。治まったけど、お腹痛いｯ。
母「亮平？大丈夫？」
父「開けれる？」
ｶﾞﾁｬｯ‥‥
父「吐き気は？大丈夫？」
亮平「ｺｸﾝｯ‥‥」
父「お腹か」
ずっとさすってくれた。
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作者名：未来
| 作成日時：2020年9月22日 11時
