誕生日［2］ ページ13
Aside
お家の近くに可愛いケーキ屋さんができたことを思い出し、せっかくだからそこのケーキ屋さんで購入。
フルーツ盛りだくさんの、フルーツタルトにした。
家に着いてすぐ、昨日購入しておいたバルーン達も届いたし飾り付けしてご飯作って、準備万端じゃん！
あ、それと、
ずっとクローゼットの隅に隠しておいた蓮への誕生日プレゼントも。
飾りつけも終えた頃。
ガチャ
「ただいま」
「おかえりー！」
パーンッ
「ちょっ、えっ。びっくりした。なに？」
「蓮、誕生日おめでとう！」
「あっ、そうだ。俺誕生日じゃん！うわ、覚えてくれてたんだ？」
「当たり前じゃん。彼氏の誕生日だよ？早く靴脱いで、入って！」
「うーわっ！まって超嬉しいんだけど！1人で準備してくれたの？」
「もちろん！全部1人でしたよ。あとこれ、誕生日プレゼント！」
「俺が前から欲しいって言ってたやつじゃん。泣きそう、Aありがとう。」
「外ではお祝いできないから、せめてお家で盛大にと思って。」
「Aがお祝いしてくれるだけで、それだけで俺は嬉しい。財布、大事に使うね。ありがとう」
「ねぇ、A。俺、Aの彼氏ですっげー幸せ。今日は色々考えてくれてありがとう。想われるってこんなに嬉しくて幸せなんだって気づいた。来年もさ、」
「私が祝ってあげてもいいよ？」
「フハッ、だと嬉しいわ。」
そう言い、抱き寄せてくれる蓮。
「蓮、生まれてきてくれてありがと。」
「かわいすぎ。」
深く甘いキスをした。
続く (更新停止中)
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作者名：jam | 作成日時：2021年2月26日 6時
