めめの愛するガールフレンド (ページ2)

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祝☆デビューページ2

Aside

1月22日

こんなに待ち望んだ日は他にないぐらいこの日が待ち遠しかった。

「A、デビューが決まった。」

そう告げられたのは数ヶ月前。

嬉しさと、遠くにいってしまうんじゃないかっていう不安と、色んな気持ちが入り混じってたけどすごくすごく嬉しかったのは本当。

「ついに蓮もデビューかぁ。」

「ここまで支えてくれてありがとう」

「私すっごい嬉しいの。本当に、本当に嬉しい。いっぱい聞かなきゃだ！」

優しく微笑む蓮に涙が滲む。

「A、泣かないでよ。俺まで泣きそうになるじゃん」

「だって嬉しいんだもん。でもね、」

「ん？」

「少しだけ不安。蓮が遠くにいっちゃう気がして。」

「フハッ。そんな心配してんの？」

「するよ、仕事が忙しくなって会う時間も少なくなって、やっぱ俺仕事に集中したい。とか言って振られたらどうしよう、、とか」

「...A、おいで」そう言いながら手を広げてくれる蓮の腕に飛び込む。

「俺さ、もうAがいない人生とか考えらんないんだけど」

「えっ？」

「だーかーら！Aがいない人生は考えらんないから！振るとかぜーったいないから！」

「わ、わかった」

「ん、わかったならチューして」

「なんで「いいからはーやーく！」

「っもぉ。」

そう言い、キスをすると笑顔になる蓮。

「よくできました。好きだよ」

蓮、改めてデビューおめでとう。

心の底からそう思った。