ふぇいくかっぷる。《Ryohei.A》 (ページ8)

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お昼休憩。早速入社初日にして気の合う先輩を見つけた。

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渚「どう？入社初日だけど」

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食堂にて。そう私に投げかけて来たこの方は佐藤渚先輩。

デスクが隣であることで、少し話しただけですぐに仲良くなった。

分からないことがあればすぐに聞いてね！なんて。

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渚先輩も含めて、頼れる人がいて、よかった…

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あ「まだなんとも。…でも、なんとかみなさんについていけるように頑張りますっ！」

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正直まだ入社して一日目だから何も分からない。

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これからだなぁ。ひとまず頑張ろ。うん。

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目の前のおかずに箸で手をつけると、見覚えのある顔が視界に入った。

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あ「…すっごい人気なんですね。あの二人…」

渚「んっ？あぁ～…」

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宮舘さんと、阿部さん。

周りには他部署の女の子達が取り囲んでる。

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その女の子達に爽やかに微笑んでる

貴公子宮舘さんと、優しい笑顔で話してる阿部さん。

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渚「舘さんは誰に対しても親切だっていうし。阿部さんはサラブレッドで仕事も出来て頭もすっごくいいし…」

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渚「ふたりとも顔がいいとかなんとか。ま、私は分かんないけど…」

あ「、それすっごく分かります！」

渚「おっ、Aちゃんもそのタイプ？珍しい！」

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恋愛は学生時代に置いて来たんです。そう言うと…

めっちゃ面白いんだけど、と渚先輩が笑う。

でも、分かるわぁと頭を何度も頷かせた。

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渚「この光景もう見飽きたけどね」

あ「そうなん、ですね…」

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今と、そしてさっきの人脈も含めて

やっぱり朝の発言は勘違い確定だ。きっと…

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ほんっと、とにかく朝はビビったな。

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