100.逸らされて ページ10
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一瞬、一瞬だけ翔太の顔がビックリしたような表情になった。
だけど、スグに逸らされてそのままユメと会話を始めた。
「めちゃくちゃ無視されたんだけど」
「ホンマどーしたんやろ。翔太くん。」
「こーじ、ちょっと翔太呼んできて」
「…え？」
「なんか、腹立ってきた。呼んで。」
たしかに何の連絡もせずに辞めたのは私だけどそんな態度を取られたことに腹が立った。
ユメと付き合ってるのかもしれないけれど正直私にはどーでもいい事。
少しでも翔太に心を許していた私は間違っていたの？
こーじは渋々立ち上がって、翔太とユメの座る卓に向かった。
私はそれをじっと、見る。
翔太に何か耳打ちをして、翔太は私をチラッと見た。
でも、翔太は立ち上がろうともしない。
直ぐにこーじが私の所に戻ってくる。
「Aさんごめん。翔太くん嫌やって。」
「は？なんだそれ。」
「ホンマごめん。」
「いや、こーじが謝る事じゃないし」
氷の溶けたお酒を飲む。
私、何のためにここに来たんだろ。
「ごめん、こーじ帰る、」
「え？」
「翔太に言っといて、もう連絡もしないし店にも来ないって」
こーじは私の言葉に分かりやすく傷ついた顔をする。
「Aさん…」
「ごめんねこーじ。また気が向いたらご飯行こ」
「え？ええの？同伴とかやなくて？」
「うん。友達として。」
そう言って私はお会計をして店を出た。
夜なのに明るいこの街がやっぱり大嫌いだ。
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usk(プロフ) - とぅーかさん、お久しぶりです！ここのお話が好きすぎて何度も読み返しています。今日も久しぶりにイチから読み直しました！本当に大好きなお話です。 (2020年12月30日 20時) (
レス) id: 25ebd7f44f (このIDを非表示/違反報告)
とぅーか(プロフ) - あみさん» コメントありがとうございます(;_;)！！生きがい...ですか？嬉しいですぅう！！次作の更新も頑張ります(´･ω･`)！ (2020年4月12日 7時) (レス) id: f46f442970 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - もうこれを読むのが毎日の楽しみで大袈裟に言うと生きがいでした！！なにかつらいことあってもあ！過失更新されてるかも！って楽しみに毎日生きてました笑 何度もまた読み返します！！！新作楽しみに待ってます^ - ^ (2020年4月12日 5時) (レス) id: 7fe64110e3 (このIDを非表示/違反報告)
とぅーか(プロフ) - けいめろさん» コメントありがとうございます(´・ω・｀)！たくさんある作品の中で大好きって言って貰えて嬉しすぎます...！同じ岩本担としてこちらこそありがとうございます！！ (2020年4月7日 21時) (レス) id: f46f442970 (このIDを非表示/違反報告)
けいめろ(プロフ) - 色んなものを読んでいますが本当に大好きな作品です私の担当さんなのでより嬉しかったです。本当にありがとうございます！完結、お疲れ様でした。 (2020年4月7日 16時) (レス) id: d1d352e620 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぅーか
| 作成日時：2020年3月28日 1時
