ダブルヒロインみーつけた♪ ねくすと。

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私たちがお風呂に入っている間に布団をひいて

くれたみたいで客間に戻ると旅館の一室みたい

になっていた。

貴「この上にみんなで雑魚寝しようよ笑

夏だから大丈夫っしょ笑」

一回やってみたかったんだよね〜笑

雑魚寝して、恋バナとか枕投げとか。

「なんかワクワクするね！」

「キャンプみたい！」

みんな仲の良い友達と固まり、布団に寝っころ

がっている。

太「せっかく女子集まったんだから、女子会し

よ！」

由紀菜の提案で部屋の中心に集まり、ガールズ

トーク？がスタートした。


「にしてもAちゃんお嬢様なんだね！

すごいよ！」

「陽菜もお嬢様とか言ってるけど、Aちゃ

んと比べたらねぇ…」

あら、いきなり熊谷の話…！？

太「さっき、編集したやつ送っといたから」

由紀菜がコソッと耳打ちしてくる。

ってことは、いい感じじゃない？

「陽菜と鈴ねぇ。」

「あんな性格クソだとは思わなかった」

「それー。ってか陽菜も陽菜だよね。

鈴の味方するとか」

「陽菜は鈴に頭上がらないもんねー。」

へー、結構みんな知ってるんだ。

熊谷が渡辺に頭上がらないってこと。


そんな話をしていると

「あ、さっき私宛にメールきたんだけどさ。

どうも陽菜のことらしいの。」

そう切り出した。

私は由紀菜をチラッと見ると、コクンと小さく

頷いた。

貴「みたの？」

「ううん。なんか怖くて」

貴「みんなで見てみようよ。」

そう提案した。

これで見てくれなきゃ作戦は失敗する。

「気になるもんね、見よ見よ！」

みんなも気になるらしく、反対する人はいな

かった。

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