出会いは突然に。(紫) (ページ43)

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なんであの言葉を信じられると思ったのかは分からない。

辰哉「うわっ…生脚じゃん」

だって、ほら。
また可愛い女の子見て反応してる。

「あほ！変態！」

辰哉「違うよ？！俺はAが好きだからね？！」

焦ってる。
でも、分かってる。
1番に私を好きな事は。

だって、ほら今も。

辰哉「Aに似合うと思ったんだよね」

そう言ってネックレス付けてくれるんだもん。

辰哉「ほら、見て。」

鏡に映る私の首元にはキラキラ光るハートのネックレス。
その後ろから、辰哉くんが覗いてる。

「あ…」

辰哉「気付いた？俺もお揃いだよ。」

辰哉くんの首元にも色違いのハートのネックレスがついていた。

辰哉「今度はこっちをお揃いにしようね」

私の薬指に口付け、キザなことを言う。

「…はいはい。」

照れくさくて私は素っ気ない返事しか出来ないけど

辰哉「かぁいいね。」

お兄ちゃんの次に私を甘やかしてくれる。

ナンパから始まった恋。
そんな出会いも、悪くないのかもね。

END。

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読んでくださりありがとうございます！

友達のナンパされた話を聞いて思いつきました。
いつも書いていくうちに、キャラがぶれていく気がする。

誤字脱字があればこっそり教えて頂けたら嬉しいです。