#54 仲間 ページ8
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佐久間先輩と寺門先輩が放つシュートの嵐を
風丸さん達が身体を張って防ぎ続ける。
もうみんな傷だらけだった。
だが雷門の守りが一瞬崩れてしまう。
そのタイミングを鬼道さんが見逃すはずがなかった。
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鬼道「今だ！！」
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その声に佐久間先輩、寺門先輩、洞面くんが
高く飛び上がる。
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「「「デスゾーン！！！」」」
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デスゾーンがゴールに襲いかかる。
いきなりのことに雷門は反応できずに、
デスゾーンはゴールに＿＿＿
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土門「うおぉぉぉっ！！！」
A『！？』
円堂「土門！！」
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土門先輩はシュートを顔から突っ込んで止めた。
捨身のプレイだ…
土門先輩はその場に倒れ込んでいた。
円堂さんや雷門のみんなが土門先輩に
急いで駆け寄る。
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円堂「土門、大丈夫か…？」
土門「あぁ…っ」
円堂「なんて無茶を……」
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円堂さん達が土門先輩を助け起こしながらそう話す。
土門先輩は痛みに顔を歪めながら答える。
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土門「デスゾーンは…こうでもしなきゃ
止められない……ぐっ…！！
円堂、俺も雷門イレブンになれたかな…」
円堂「当たり前だ！お前はとっくに仲間だ！！」
土門「！そっか…」
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私は俯き、唇を噛む。
私は土門先輩を見て、風丸さんが
私のデスブラスターを同じように
身体を張って止めた時を思い出していた。
あの時も…
風丸さんも土門先輩もそのような行動を
とった理由はただ一つだった。
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A ( 仲間のために…か… )
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私がそう考えているうちに、土門先輩は
担架で運ばれていってしまった。
＿＿＿＿その時、
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「円堂！！！」
円堂「！！っぐあっ…！」
A『っ！？』
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想像もしない出来事の連続で
頭がもう追いつかない。
帝国のみんなもあまりのことに目を見開き
静まりかえっていた。
当たり前だ。
豪炎寺が円堂さんにファイアートルネードを
思いっきり打ち込んだんだから。
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豪炎寺「俺がサッカーにかける情熱の
すべてをかけたボールだ。」
円堂「！豪炎寺…」
豪炎寺「グラウンドの外で何があったかは関係ない。
ホイッスルが鳴ったら試合に集中しろ！！」
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豪炎寺はそれだけ言うと円堂さんに背を向けて
ポジションに戻ってしまう。
円堂さんはボールを拾って、立ち上がる。
…円堂さんの目はどこかさっきまでと違っていた。
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A ( …豪炎寺、怖すぎる…… )
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SHU*K(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます＾＾ 平日は忙しくてなかなか更新できませんが、週末は更新していくつもりなのでどうぞよろしくお願いします。 (2020年5月14日 22時) (
レス) id: 266d15b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！！頑張ってください！！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
SHU*K(プロフ) - 花鈴萌さん» 花鈴萌さん！！はじめまして。コメントありがとうございます。花鈴萌さんの作品とても大好きで今連載されている作品も読んでいます！私も応援しています＾＾ (2020年5月5日 20時) (レス) id: 266d15b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
花鈴萌(プロフ) - 凄く面白いです。主人公の女の子の感情や思いがとても伝わって来ました！続きがとても楽しみです。応援しています！ (2020年5月5日 17時) (レス) id: 804840d57a (このIDを非表示/違反報告)
SHU*K(プロフ) - 紅蘭さん» ありがとうございます＾＾ どうぞ今後ともよろしくお願い致します。 (2020年5月3日 22時) (レス) id: 266d15b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHU*K | 作成日時：2020年5月2日 21時
