#13 呪い ページ15
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佐久間「…あ、来た。遅いぞA。」
A『す、すいません！道に迷いました！』
佐久間「まったく…」
鬼道「…行くぞ。」
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今日は鬼道さんと佐久間先輩と一緒に
雷門の練習試合を見に来た。
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A『…あれ？そういえば、
今日の対戦相手ってどこなんですか？』
鬼道「そういえばAには言ってなかったな。
雷門の相手は尾刈斗中だ。」
佐久間「尾刈斗中と戦うと高熱を出すとか
なんか変な噂がある学校だよな。」
A『うわー…そんな学校嫌だ……』
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雷門に着いた私達は
校門の辺りからグラウンドを眺める。
噂のせいか、練習試合を見ようと
観客がたくさん詰めかけている。
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A『…あ、豪炎寺がいる。』
佐久間「へぇー…
豪炎寺は正式に入部したようだな。」
鬼道「ふっ……」
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思わずグラウンドを見渡して、彼を探す。
青い髪の彼。
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A『！ いた…風丸さん。』
佐久間「ん？A、何か言ったか？」
A『えっっなんでもないですよ！！
あは、あははは…』
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思わず小声で呟いてしまった。
口が勝手に動いていた。
____風丸さんとは今日は話せないな…
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試合後半
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染岡「ドラゴンクラッシュ！！！！」
半田「おい！どこ打ってるんだ染岡！！」
11番の人が打ったシュートは
勢いを失うことなく上へと飛んでいく。
どうして上に向かって…？
円堂「いや、シュートじゃない！！パスだ！！」
A『シュートチェイン！？』
豪炎寺「ファイアートルネード！！！！」
「っぐあぁぁあああっっ！！」
角馬「豪炎寺の強力なシュートで
キーパーごとゴール！！！
同点！！雷門中、同点に追いつきました！！！」
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へぇ…
やっぱり豪炎寺は強いんだな。
11番の人も必殺技を身につけていたし、
これはもしかしたら……
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すると横にいた鬼道さんが
グラウンドに背を向ける。
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A『帰るんですか？鬼道さん。』
佐久間「最後まで見に行かなくていいのか？」
鬼道「あぁ。結果は見えている。」
A『まぁそれもそうですね…』
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足を進める鬼道さんを佐久間先輩と追う。
結果は見えている、か。
たしかに雷門中は尾刈斗中の呪いを
完全に見破ったみたいだし、
この勝負は決まったようなものだよね。
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A ( もう少し見ていたかったな〜… )
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SHU*K(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます＾＾ (2020年5月14日 22時) (
レス) id: 266d15b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - とっても面白いです！！頑張ってください！！ (2020年5月14日 10時) (レス) id: b227610430 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - コメ返しありがとうございます！ (2020年5月3日 20時) (レス) id: c9c79794b0 (このIDを非表示/違反報告)
SHU*K(プロフ) - 紅蘭さん» 初めまして。コメント、とても嬉しかったです。面白いと言っていただけるだけで更新が頑張れます。紅蘭さんもどうかお身体には気をつけて、ゴールデンウィークを過ごしてくださいね＾＾ (2020年5月2日 17時) (レス) id: 266d15b8d7 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭 - とっても面白いです！最近ではコロナウイルスが流行っていますが、お体に気を付けて更新頑張ってくださいね！ (2020年5月2日 17時) (レス) id: c9c79794b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：SHU*K | 作成日時：2020年4月24日 11時
