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2度目のエンカウント ページ6

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4時限目までの授業が終わり、晴日と食堂へ。





お昼だからね、食堂には生徒がわんさかいる。





はぁしんどい




















別に、コミュ障なんて訳では無いと思う。




けど、人混みはすごく苦手。




なんか、人波に押されると疲れるし。





































『はああ………グェッ』





「あ、悪ぃって!さっきの1年ちゃん!!」




『あ、えっと深澤さん?』




「そうそう!何、昼飯?」




『ああ、はい』
























食券を買う生徒の列に並ぼうと人混みをかき分けていたらぶつかった




深澤さんに




て言うか、晴日どこ行ったの。見失った




























「何か、座ってたから分かんなかったけど1年ちゃんちいせぇな〜」




『身体測定で身長測ったら中3の時より3センチ伸びてました!!』




「ほんとかよ笑」




『ほんとです!!158cmになってました!!!!』
























そう、人混みが嫌いな理由


私は、身長が小さい(らしい)ので人混みに入ると大抵一緒にいたはずの人とはぐれてしまって


巨人の森というか、上を見ようが下を見ようが自分がどこにいるか分からず迷子になってしまう。



結局、人混みを抜けれたとしても全く知らない場所にいたりすることがほんとによくある。

だから、人混みって怖い。



























「そんなにちいせぇと人混みって不便だろ?何食べたいの?」



『まあ、怖い経験の方が多いですけど。

あ、カレーを頂こうかと』




「カレーねりょーかい!多分どっかに照がいるから近くに座って待っててな!」



































そう言って、深澤さんは私を人混みから出して


1人、生徒の列に並んでしまった。






は?


なにこれ何コレ何これ



どっかに岩本さんがいる


近くに座れ?




無理だろ、怖いだろ!!!!!

*→←オタク少女とお友達



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作者名:ピーマンの肉ずめ x他1人 | 作成日時:2021年3月7日 18時

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