バイバイ、亮ちゃん 〜2019年番外編〜 ページ36
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錦戸side
3日間の東京ドーム公演を終えて…
俺もようやく楽にられる…。
やから一刻も早く楽屋を後にして1人で帰ろうとした時やった！
貴「亮ちゃん！？」
駐車場前の出入り口…
息を切らしたAが俺を追いかけてくれた！
やけど…
俺はあえて振り向かんかった…
貴「何で？…何で先行くん？何でうちら残して帰るんよ！」
「俺は…
貴「そんな嫌いやった？うちらんこと！そない早く離れんたかった？関ジャニ∞を！」
「………。」
貴「うちな…、最後に…東京ドームで…っ、亮ちゃんと歌えたことが、嬉しかったよ？ほんまに、一緒に5大ドーム��十五祭��出てくれておおきにな！ほんまにおおきに！」
俺…泣かへんぞ！
上をみる！目が潤うねん！
貴「…いつかまた会えるよね？…またどこかで、一緒にお仕事出来るよね？…今度は…いつ会えるんやろなぁ！」
また一緒に仕事するのは難しくなるわな…？
やけど、
「きっと、またどこかで会えるよ！…A、こっちこそありがとうな！Aに出会えて良かったって思うてる！おおきに！」
最後に振り返ってAにお礼を言うた！
「また会おう！」
またAに背を向けて出入り口を後にして車に乗り込んだ！
〜貴方side〜
亮「また会おう！」
この言葉を最後に行ってしまった亮ちゃん！
「バイバイ、亮ちゃん！」
誰にも聞こえへん声で、言うてみる！
「……っ、おおきに…っ涙」
この日を境に、関ジャニ∞ 6人での再出発を決意する！
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作者名：ジャスミン | 作成日時：2018年4月20日 22時
