大男VSもうすぐ2歳児 ページ22
T8 side
泣きじゃくる赤ちゃんを慣れたようにあやすAヌナは、まるで"お母さん"
抱っこされている赤ちゃんも、すがるようにAヌナの首に腕を回している。
可愛い……
泣き声も少しずつ小さくなってきて、Aヌナがイェップダを歌うと完全に泣き止んだ。
DK「まさか、あれが子守唄になるなんて…」
JN「ごめんね、赤ちゃん起こしちゃって」
「部屋の前でドタバタ聞こえてたから、もしやとは思ったけど…あ、久しぶり」
そういえば、というように赤ちゃんの背中をトントンさせたまま笑顔を向けるAヌナに、胸がぎゅ〜っとなる。
HS「そうだよ！4日ぶり！」
T8「仕事はどう？」
「上手くできたと思う」
DK「良かった〜」
さっきのドタバタはどこへやら…
ほんわかした雰囲気が部屋を包む。
そんな中、横から漂う負のオーラ…
T8「…なんつー顔してんの」
MG「その子…誰？まさか…！！ベッキョニヒョンとの！！」
HS「はぁ？」
「ないない！！」
MG「じゃあ…あ！まさか…！！俺との…！！」
そう言うと、ミンギュが口を押さえて目を見開いた。
冗談で言ってるんだよね？
まさか…わかってないわけじゃないよね？
赤ちゃんがやって来る、その、いろいろと……
DK「え！！ミンギュとAヌナって…えぇ！！！」
「んなわけあるか！！」
MG「いてっっ！！」
Aヌナがミンギュの脛を蹴った。
HS「で…本当にその子は？」
「私が練習生の頃からお世話になっているオンニのお子さん」
T8「あ〜Aヌナが時々家に遊びに行ってる！」
「そうそう。もうすぐ仕事に復帰するから、引き継ぎとかするために事務所に来てるんだ。で、私はオフだからハルくんのお相手してたってわけ」
JN「ハルくんっていうんだ〜」
「もうすぐ2歳になるんだよ」
Aヌナがハルくんにかかった毛布を避けると、
クリクリおめめの可愛らしい男の子が出てきた。
DK「やんだぁ！可愛い！」
T8「なんでオネエ調なの」
MG「待って…なんか…ハルくんに睨まれてるんだけど！！」
よく見ると、ハルくんは指しゃぶりをしたままミンギュのことをジーっと見ている。
しかも、眉間にシワを寄せて…
HS「ははっ！お前が煩いからじゃない？」
MG「むむむっ」
ここからミンギュとハルくんの静かな戦いが始まった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 797人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
anko(プロフ) - ちゅんちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（涙） (2020年7月19日 21時) (
レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんちゃん(プロフ) - いつも楽しみに拝見しております…！私もこんなアイドルを応援したいです…！ (2020年7月18日 21時) (レス) id: 9b4c1ba7dc (このIDを非表示/違反報告)
anko(プロフ) - えーやさん» 大好きだなんて！嬉しすぎます(;_;)そして、温かいお言葉もありがとうございます！もう、コロナの件不安でしかないですよね…コロナに負けず、自宅で盛り上がりましょう！笑 これからもよろしくお願いします！ (2020年3月29日 22時) (レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
えーや(プロフ) - 初コメ失礼します♪こちらの作品が大好きで最初から読ませていただいてます(≧∇≦)私もセブチよりだいぶヌナなので、あんこさんのコロナ問題へのコメントめっちゃ共感してます！みんな今はお家でセブチに思いを馳せる時ですね笑！これからも更新楽しみにしてます(^^)☆ (2020年3月29日 19時) (レス) id: 0db6c1127a (このIDを非表示/違反報告)
anko(プロフ) - 冴木薫さん» いつもありがとうございます！わぁー！すみません。ご指摘ありがとうございます。訂正します。 (2020年3月9日 6時) (レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんこ | 作成日時：2020年1月5日 11時
