元ヤン疑惑 ページ10
HS side
今日は歌番組の収録。
トイレから楽屋に戻っている途中、とあるボーイズグループのメイクさんの会話が耳に入った。
メイク「セブチのAってさ〜。女の子1人で良くやってけるよね〜」
メイク2「ねー。大して可愛くないし、ダンスもそうでもないのに(笑)」
メイク「あれかな、やっぱり女の武器、フルで使ってるんじゃない？」
メイク2「きっとそうだね(笑)メンバーと一緒に住んでるんだもんね？笑」
あー最悪………
こいつら何もわかっていない。
Aヌナが女の武器フルで使ってるだって？
今まで1度も俺たちに色目を使ってきたことなんてない。
ヌナは実力でデビューしたんだよ。
どれだけ努力してきたことか…
それに、Aヌナが可愛くないって！！？？
その腐った目をかっぽじって良く見てみろ！！！
怒りで震えている俺に対して、そのメイクさん達は想像をどんどん膨らませて楽しそうにAヌナの悪口で盛り上がっている。
この人たちのように、たまにAヌナを悪く言う人がいる。ほとんど妬み嫉みだ。
俺たちのことを良く知らないくせに有る事無い事作り上げて、どんどん汚い話を並べて行く。
これを本人が聞いたらどんな思いをするか………
いくら心の広いAヌナでも、傷つくに決まってる。
どうか、耳に入りませんように…
あれ……Aヌナ…！！？？
メイクさん達に向かって遠くから歩いて来る、背の高いショートヘアー女の人。
間違いなくAヌナだ。
どうやら、リフレッシュタイムの帰りらしい。
イヤフォンを耳につけてるはず！と一瞬安心したけど、今日に限ってポケットから今だにコードありのイヤフォンがぶら下がっていた。
やばい………絶対聞こえてた！！
普段は優しいけど、スイッチが入ったらスンチョリヒョンが全力で止めなければならないくらい荒れる。
俺も数回しか見たことないけど……
メイクさん達に気づくと、真っ直ぐにこちらにやって来た。
Aヌナの握っていた手に、若干力が入った。
そういや、Aヌナ空手習ってたんだっけ……
殴り込みに行ったらどうしよう！！？？
メイクさんまで残り数メートル。
止めなければ！！！
「あの…」
メイク「！？Aさん！？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 759人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
smileanko(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。すぐに訂正します。 (2019年5月26日 20時) (
レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
かなと - こちらの続編ですが、オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月26日 20時) (レス) id: 1cbf78a37c (このIDを非表示/違反報告)
smileanko(プロフ) - ひーなじぇさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて嬉しいです！これからもNCTちょいちょい出していこうかと思います！引き続きよろしくお願いします！ (2019年3月24日 0時) (レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
ひーなじぇ - ネオカルが出てきて発狂しました！濃い絡み希望です！頑張ってください！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: 6d1af0a282 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんこ | 作成日時：2019年1月9日 20時
