ヒーリングスマイルの彼 ページ27
本番に向けて腹ごしらえをしている。
自分はこういう時あまり食べられないのだけれど、目の前に座っているジェヒョンは山盛りの料理をノンストップで口に運んでいく。
凄いなー。スマホ鳴ってるの気付いてへんし。
ユタ「ジェヒョナ、スマホ」
ジェヒョン「気づかなかった…ありがとうございます」
お？なに…？
すっごい顔がにやけてる。
なんやなんや。彼女か？
そんなん聞いてへんけど。
喜んでいたのもつかの間、今度は焦ったように電話をかけに行ってしまった。
まさかの修羅場？本番前に勘弁してくれ…
テヨン「ユタ〜。チーズケーキ食べる？」
ユタ「お！いるいる！これどうしたの？」
マク「誰かが差し入れしてくれたみたい。日本語で書いてあったからわからなかったけど…」
ユタ「へ〜後で見てみるわ」
え、このチーズケーキうんまっ。
帰ってきたジェヒョンはニコニコしてご機嫌。良かった、問題は解決したのか。
マク「なんか嬉しそうですね〜。チーズケーキ食べます？」
ジェヒョン「いる。あ、これくれたのAヌナだよ」
ユタ「…………え？」
テヨン「Aヌナって…セブチの？」
ジェヒョン「そうっ」
マク「えー！！」
わざわざ韓国から来てくれたらしい。
ジェヒョン、愛されてるな。
公演が始まってジェヒョンが「あれ」と指差した方を見ると、ジェヒョンと俺の団扇を持ったAヌナがいた。
ジェヒョンだけじゃなくて俺のも持ってくれたんだ…嬉しい…
本番が終わってしばらくすると、Aヌナが楽屋まで来てくれた。
ジェヒョンは自分がデカイということを忘れてもうたのか、ヌナに抱きついて離さない。
ユタ「すっごい楽しそうだったね」
「見えた？めっちゃ楽しかったよ！それにしても…ユウタくん最高だったよ。日本公演でプレッシャーもあっただろうに。最後の方泣きそうになった」
確かに、日本人メンバーとしてのプレッシャーは感じていた。
盛り上げなきゃとか、みんなコメント言えるかなとか、観に来てくれる人はどれくらいいるのかとか……
ジェヒョン「なに話してるんですか？そろそろ韓国語で話してください」
嫉妬しているらしいジェヒョンの言葉で笑いが起きて、助かった。じゃないと号泣してたかも。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 759人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
smileanko(プロフ) - かなとさん» ご指摘ありがとうございます。すぐに訂正します。 (2019年5月26日 20時) (
レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
かなと - こちらの続編ですが、オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月26日 20時) (レス) id: 1cbf78a37c (このIDを非表示/違反報告)
smileanko(プロフ) - ひーなじぇさん» コメントありがとうございます！喜んでいただけて嬉しいです！これからもNCTちょいちょい出していこうかと思います！引き続きよろしくお願いします！ (2019年3月24日 0時) (レス) id: 23643689be (このIDを非表示/違反報告)
ひーなじぇ - ネオカルが出てきて発狂しました！濃い絡み希望です！頑張ってください！ (2019年3月23日 7時) (レス) id: 6d1af0a282 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんこ | 作成日時：2019年1月9日 20時
