14人姉弟の長女② (ページ10)

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ミニスカートページ10

SG side

アジアのある国の飛行場。
今日は明日から始まる海外スケジュールの為にここにやってきた。

Aヌナはスケジュールが終わってから合流するらしい。

そのスケジュールとは…そう、AOA先輩のカバーステージ！

本当は応援に行きたかったんだけど、俺たちは先に飛行機に乗らなくちゃいけなくて、今やっと映像を見る。

SG「あ、あった！この動画じゃない？」

DN「うわぁ。サムネがAヌナだよ」

もうこれだけでAヌナが話題になったのがわかる。

4、5人に分かれてそれぞれスマホの画面を見つめる。

SG「ふぅ～。では、いきます…」

画面には赤いタイトなワンピースを着ているAヌナ。

もちろん丈は短くて、ヌナの長い足が包み隠さず出ている。

いや、正確にはタイツ履いてるけど…

色っぽく踊るAヌナ。
表情だっていつもと違う。普段ステージの上では絶対つけない赤リップだし、やばい…

SG「せくしー…」

HS「これ、見せパン履いてるよね？」

DN「履いてるでしょ。履いてなかったらスタイリストさん殴る」

末っ子が珍しく恐ろしいことを言っているけど、激しく同意している。

1番ハニヒョンがガミガミ煩くなるだろうと思っていたけど、黙って画面を見つめるばかり。

逆に怖いんですけど！！！！

MG「…どうしよう。もうAヌナの顔ちゃんと見れない！！！」

VN「俺らといる時とのギャップが…」

JN「Aヌナがあんな表情できるとは～」

マネ「あ、お前らも見た？Aもなかなかやるよな～これからこういう仕事増えるかも！！！」

それぞれ感想を述べてただけなのに、マネヒョンの一言で空気が凍りつく。

JH「ヒョン、悪いけどもう二度とこんな仕事貰ってこないでくれる？今回のだってOK出したの信じられないんだけど。Aヌナにあんな露出度高い衣装着せるなんて…足だってあんなに出しちゃって！
ありえない。まじでありえない！！！」

マネ「おい、落ち着けっ！ジス、助けて！」

JS「今回は無理かな～」

T8「でもさ、Aヌナ楽しそうだったよね…どうしよう、ガールズグループに入りたいとか言い出したら」

SC「えっ…」

再び凍りつく13人とマネヒョン。

MG「そんなこと冗談でも言うなー！！！」

ミョンホヒョンの肩を掴んでガンガン揺するミンギュヒョン。

はぁ。こうなるとはわかっていたけど、思ったより俺たちのダメージは酷いみたいだ。