約束は守りましょう ページ44
コンコン
「はいよ」
MG「ヌナ！ちょっといい？」
部屋に入ってきたのはミンギュにソクミン、ジフナ。
なんだ？この組み合わせ…
MG「ヌナ、約束覚えてる？」
尻尾をぶんぶん振りながら見つめてくる大型犬。
約束…全くもって覚えてないけど。
「なんか約束してたっけ？」
MG「これ着て海行くって約束！！」
ミンギュが高く掲げたのは私の為に買ってくれたという水着。
すっかり忘れてた。
「でもさ、こんな真冬に海は無理じゃない？」
WZ「ということでプール行こう。近くの市民プールなら平日おじいちゃん、おばあちゃんだけだし」
「流石にそれは着れないよ…ビキニだし」
DK「昨日ソファの上で腹出して寝てたでしょ！傷跡全然わからなかったから大丈夫！」
腹出して…？まじか…
それからも何言っても3人に跳ね返されてしまい、結局私が折れた。
約束…しちゃったしね。
当日…
更衣室を出ると、3人が水着姿で待っていた。
ソクミナは浮き輪をつけている。可愛い。
MG「…………」
WZ「…………」
DK「ヌ、ヌナ！！！え！それ、本当にミンギュが買った水着！？」
「そうだけど？」
MG「嘘でしょ？想像以上なんだけど…どうしよう」
WZ「お前サイズ間違えたんじゃないの？」
MG「そんなはずは！！ちゃんとスタイリストのヌナに確認したし」
WZ.「そこまでしたのかよ」
なんで3人がこんなに騒いでいるのかイマイチわからないけど、とりあえずプールに入る。
市民プールと言っても、家族連れが楽しめるように流れるプールやウォータースライダーがあったり…結構楽しい。
「ねぇ、なんか皆んなテンション低くない？どうした？」
DK「Aヌナ、やめてその上目遣い…」
MG「もう限界だ！！ヌナ、ちょっと待ってて！！」
プールからいきなり出ると、ずんずんと受付まで行ってしまった。
そして、手に持って帰ってきたのは…
MG「ヌナ、これ着て！」
長袖のラッシュガード。
よくわからないけど、3人の目がマジだったから着た。
それからは3人ともテンション戻り、ウォタースライダーに乗ったり…楽しい時間を過ごした。
…………
MG「ヌナの水着姿、やばかった」
WZ「あんなんだった？もっとこう…バキバキだったろ」
DK「ラッシュガード持ってきたミンギュ、ナイスすぎる。こりゃ海行けないわ」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 850人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あんこ | 作成日時：2018年10月8日 23時
