14人姉弟の長女② (ページ23)

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悪いことは続くものでページ23

ついにカムバをした。

仕事が終わったら夜中までステージの練習。数時間寝て、外がまだ薄暗い時間に起きて収録の準備。終わったら、また練習室に戻って次のステージに向けて手直し。

それプラス、サイン会やイベントに出たり、バラエティ番組の収録があったり…

正直キツイけど、やっぱりペンの声が力になって、毎日充実感を感じている。

今日はサイン会。

沢山のカラットちゃん達が来てくれた。

テンション上がる～！！！

ペン「Aオンニ！！新曲もかっこよかったです！！本当に…ショートヘアーも素敵です、かっこいい(涙)」

「ありがとう！！泣かないで？ほらほら」

『きゃーーー！！！』

ペン「うわぁ////ありがとうございます」

MG「ヌナ、なんかチャラい(笑)」

「なんで(笑)」

泣いてしまったカラットちゃんの涙を手で拭くと、会場から歓声？悲鳴？が起こった。

この反応も可愛いな～なんて思ったり。

次のペンさんはページも開かなければ、一言も喋らない。

これは、嫌な予感…

「あにょはせよ～サインしますね」

ペン「あ、いらないです。ペンサに出るならダンスもっと練習したら？下手なんだから」

「はい…頑張りますね」

なんだと？この野郎！！！！は？じゃ、お前があの振り踊ってみろ！！はぁーん！！？？

と言いたいところだけど、グッと我慢。

いや、この前の収録で振り遅れた場所あったけど！！！

悔しい…見返してやる。

マネ「大丈夫か？」

「うん、大丈夫！！！！」

怒った顔のままじゃ、他のカラットちゃんに悪いし笑顔！笑顔だぞ自分！！

あ、次はナムジャペンさん！！
貴重です！！

ペン「Aのペンです。」

「ありがとうございます！」

ペン「水着も可愛かったし、AOAのカバーステージも良かった。あ、握手してください」

「はい、もちろん。」

ぎゅーっと強く握ってくるナムジャペンさん。
ずいぶん力強いな…

「あの、痛い…ちょっと！！！！」

JH「なにやってるんですか！！離して！！」

手を握られたまま反対の手で腕を掴まれ引っ張られる。

いや、机目の前にあるし！痛い、千切れる！！！

隣に座っていたミンギュとハニがなんとか引き剥がしてくれて、マネオッパやスタッフさんもすぐ来てくれ、男の人は何かを叫びながら連れて行かれた。