14人姉弟の長女② (ページ21)

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素直になれない天使ちゃんページ21

WN「いった…」

T8「ウォヌヒョンどうしたの？」

DK「またAヌナと一緒に寝てたんだって。で、ハニヒョンに見つかってお尻に平手打ち」

T8「あら…ウォヌヒョンご愁傷様」

おい。コソコソ話してるつもりかもしれないけど、聞こえてんぞ。

やましい事は何もなかったとはいえ、Aヌナと一緒に寝るのは気にくわない。

ウォヌから理由は聞いたけどさ。

もし、ウォヌの立場だったらどうするかって？
そりゃ、一緒に寝るけど！！！

最近ヌナは個人での活動が多かったし弟達に構ってばかりだったから、ヌナとゆっくり話せていない気がする。

今だってミンギュと痴話喧嘩しながら朝ごはん作っている。

JS「そんなに気になるならハニも手伝いに行けば？」

JH「俺に料理をしろと？怪我人が出る」

JS「それもそうだね(笑)」

ここまで来ると素直になれないのが俺の悪いところで、朝食もいつも通り軽く食べて特にAヌナと会話する事なく出かける準備を始めた。

はぁ、なんか憂鬱だな。

マネ「良いお知らせだ。明日急遽オフになりましたー！！」

『いぇーい！！！』

急遽オフになったといっても現在の時刻は22時。
今から友達は捕まらないだろうし、何しようかな…

誰かと出かけようか。

SG「Aヌナ！明日一緒に出かけない？」

「ごめん！明日もう予定入れちゃったんだ！また今度行こ！！」

SG「え～残念…今度行こうね？絶対だよ？」

一瞬Aヌナを誘おうかと思ったけど、そんな考えはすぐに消えていった。

というか、ついさっきマネヒョンから言われたばっかりなのに、もう予定入れたの？

「ハニヤ～」

JH「うわぁ。なに？」

ぼーっとしてると、ふらふら～と目の前にやってきたAヌナ。

「そっけな(笑)明日さ、2人で出かけない？」

JH「え、俺と？もう予定入ってるんじゃないの？」

「それはハニと出かける予定！！どう？なんか用事あった？」

わくわくした様子で答えを待つAヌナ。

なんだよ…そんなの用事があったってヌナを優先するに決まってるじゃん。

JH「それ、俺が予定入ってたらどうするつもりだったの(笑)」

「どうせ予定ないでしょ！で？どうなの？行けるの？」

どうしよ、嬉しすぎて顔がニヤける…

JH「しょうがないなぁ。一緒に行ってあげる」

このヌナにはなんでもお見通しなんだろうな。

明日が楽しみでしょうがない。