14人姉弟の長女② (ページ1)

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そんな日もあるページ1

JH「あれ、Aヌナは？」

DN「部屋に閉じこもってます」

JH「なんで？」

DN「それが…」

毎朝、牛乳を飲むヌナ。
お気に入りのマグカップに牛乳を注ごうとしていました。

しかし、誰かがぐっちゃぐちゃに口を開けていたため、思いっきりキッチンにこぼしてしまいました。

「あらあら…」

布巾を取ろうと手を伸ばしたその時！肘が当たりバランスを崩したマグカップは真っ逆さまに床に…

パリーン！！！

「あぁー！！私のマグカップがぁー！！」

このマグカップはヘリムヌナからお揃いでいただいた物みたいで、かなり落ち込んでいました。

なんとか立ち直って出かける用意を始めたヌナ。

「あ、このアイライナーあと少しでなくなるな…」

つるっ。コロン。

「がーん。折れてる」

練習室でも…

ゴン。キーン。

WZ「うわぁ！びっくりしたぁ！！」

「あ、あ！あ…やばい、マイク壊れたっぽい」

WZ「まじで？」

練習を終えてみんなでご飯を食べに行った時も…

VN「ヌナ～ソースとってくれる？」

「ん。」

ガシャーン！！

「なんで蓋開いてんの！?こらぁ！！」

ソースの入っていた瓶に対してキレるAヌナ。

JS「その前に服なんとかしなきゃ！」

WN「よりによって白って…」

最後には…

SC「トイレのドアノブないんだけど…」

JH「まさか…」

DN「Aヌナが引っ張ったら取れました」

SC「え、そんなことある？」

ドンドン

JH「Aヌナ～入るよ～」

「ダメ、近寄らないで。今日なんか取り憑いてる。
次は大切な弟たちを傷つけそうでめっちゃ怖い。
これからはベットで生活するね。」

JH「何言ってんの。ただ運が悪かったのとヌナの注意力がないだけでしょ。ほら、行くよ」

ハニヒョンに無理矢理引っ張り出されたAヌナ。

ドンガラガッシャン！

SC「なにごと！？」

急いで部屋に行くとAヌナの下敷きになっているハニヒョン。

どうやらシーツに足を引っ掛けたヌナがつまずいてハニヒョンを押し倒してしまったらしい。

「ほら！言った！！もう、近寄らないで！！」

そう言うと、再び部屋に閉じこもってしまった。

DN「あちゃー…」

SC「なんか、半分は他人のせいのように感じるけどな」

DN「そうですね…でも…」

今日のAヌナには破壊大魔王が乗り移ってしまったようです。