ウェディング・イブ ページ21
今日、
バーボンは安室透として毛利小五郎に接触する。
案の定、コナンくんもバーボンの計略に巻き込まれてしまったけれど多分大丈夫。だってあの子はベルモットのお気に入り。あの女なら牽制球を投げているはずだから。
そんな事もありコナンくんにはバーボンの正体も計画の事も何も伝えていない。
ごめんね。
でもそれだけ信頼してるってことかな。
そしてこれが大切なこと。
バーボンそのために不在で俺は久しぶりに羽を伸ばせるってことだ。
バーボンが俺につけたであろう尾行は比較的簡単に巻けたのは幸運だった。付けられた発信機や盗聴器は不自然にならないように全て対処したし。
「それは頑張ったな、A」
『そーでしょー?
はぁぁ秀一のカレー美味しい⋯⋯』
久しぶりの工藤邸。久しぶりの昴、もとい秀一。
昴の変装をしたままだけど。
『だからしばらくはシェリー、、灰原哀の周辺をよく見張っておいて欲しい。俺も頑張ってはみるけどあの男に小細工は通じなさそうだから』
「あぁ。分かっている」
『⋯⋯あっそうだ、アイツこの前、、』
ブーッ、ブーッ
黒く沈黙を保っていたホワイトレディのスマホに光が灯った。
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作者名:テール | 作成日時:2023年5月10日 21時