検索窓
今日:73 hit、昨日:215 hit、合計:127,533 hit

青と白のメモリー 暁 ページ16

今日も今日とて殺人現場で小さなホームズくんに手足で使われているのがこの俺。




ちなみにFBI捜査官とは言えないので、俺の職業はアルバイターだ。トロッピーやってます。





結構な頻度でコナンくんと行動を共にしたお陰で蘭ちゃんや小五郎さんにも認知をいただいたりした。






「Aの兄ちゃん抱っこ!」

『あー、可愛いねぇコナンくんは〜』




よいしょ。小さな体を持ち上げて彼が気になるであろう所を見えるようにしてやる。




にしても軽いな。ちゃんと食ってんのか⋯⋯?





「なぁAさん。あの時、被害者から甘い匂いがしたって言ってたよね?それってもしかして蜂蜜みたいな匂いだった?」

『あ、うん。そうだったよ』




ニヤリ。



犯人様ご臨終のお知らせである不敵な笑みを浮かべたコナンくん。



地面に下ろした途端、きょろきょろと視線を忙しなく動かして焦ったような顔をした。




「そういや今日っておっちゃんも園子ちゃんも居ねぇし⋯⋯あっ」

『⋯⋯⋯⋯何見てんの、やだやだ針ってこわ』



極悪人のような顔で怪しすぎる時計を俺に向かって構えるコナンくんに嫌な予感しかしない。




ヤバいと後ずさった瞬間、



強烈な眠気に襲われた。

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (213 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
746人がお気に入り
設定タグ:名探偵コナン , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:テール | 作成日時:2023年5月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。