93 ページ46
ラ「僕から渡していい？えへへ、Aちゃんお誕生日おめでとう…お兄ちゃんたちみたいにお金があるわけじゃないから、そんな高いものじゃないんだけど」
手渡された手のひらサイズ箱をあければ、白いフラワーモチーフのついたバレッタがちょこんとおさまっていた。
『えええ、かわいい！！！ラウありがとうっ』
ラ「えへへ、Aちゃんいつもありがとう！」
『こちらこそだよ。大事にするね…！』
ラウにハグをすれば、いつものようにぎゅーっと返してくれて、頬に口付けられた。
阿「じゃあ次！A誕生日おめでとう。これだ！って思ったやつにしてみました。」
『わ！ブックカバー？あ、しおりも！綺麗な透かし模様だぁ…』
ラウと場所を変わった阿部ちゃんが私の前でプレゼントの中身の説明をしてくれる。
阿「うん、A本読むから、いっぱい使ってもらえるかなーって。」
『え！使う！最近またいっぱい読んでたの！うれしい、めっちゃ使うね！』
阿「うん、使ってね」
渡「つぎ、俺…ほらA、お前これ使ってみたいって言ってただろ」
『翔太が使ってる美容液！え！いいの？』
渡「しょーがねえからやる。あとこれも。」
私の手の中に青みがかったカバーに雪の結晶が散りばめられたコンパクトミラーがのせられた。すごい、きらきらしてる…
『ありがとう！翔太にしては、センスあるね…』
渡「何、喧嘩売ってる？」
『うそ！ごめん！ごめん！ありがとうっ笑」
深「えー、じゃあ次俺がいっていい？…んん、A、誕生日おめでと。俺からの気持ちです。」
無駄にキメ顔のふっかからラベンダー色の箱を受け取る。
箱の中にはイヤリング。
A耳出して、とふっかに言われて髪の毛を耳にかければ、綺麗な指先が耳に触れて、イヤリングをつけてくれた。
深「Aの耳、穴空いてないからこれならつけられるかなって」
『んふふ、ふっか。ありがとう。』
深「こちらこそ。…いつも感謝してる」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2450人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちよこ(プロフ) - meg.さん» meg.さま コメントありがとうございます。お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。健くんは三宅健さんをイメージして書かせていただいておりました。 (2020年7月11日 11時) (
レス) id: 58fa573601 (このIDを非表示/違反報告)
meg. - 健くん も誰かを適用した方ですか？？ (2020年6月20日 18時) (レス) id: 5df422a9c3 (このIDを非表示/違反報告)
ちよこ(プロフ) - 華雪さん» 華雪さま コメントありがとうございます、おうち時間のお供にしていただけてとてもうれしいです。これからも更新頑張りますのでよろしくお願いします〜 (2020年4月29日 14時) (レス) id: 58fa573601 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - 退屈な毎日の中、このお話で有意義な時間を過ごせています！楽しいお話をありがとうございます(^^)これからの展開が楽しみです！ (2020年4月29日 9時) (レス) id: 62ed749812 (このIDを非表示/違反報告)
ちよこ(プロフ) - ジミカさん» ジミカ様 コメントありがとうございます。ひい兄に関しては私のなかで滝沢さんをイメージして書いておりました。 (2020年4月2日 16時) (レス) id: 58fa573601 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちよこ | 作成日時：2020年3月21日 12時
