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Aさんううん、帰ってから熱出ちゃった感じだから

ラウールくんのせいじゃないから本当に気にしないでね




 




 

 



 



 

 


『え、熱?』



 



 

 


 



 
 





 
お昼を食べ終わった後もふっかさんとこに居座って
めめとこうじくんにも色々聞いてもらい
もう一度僕から送ってみたメッセージ



 


 



 


 


 
 

 
返事は来たもののそれはあまりよくない内容だった





 




 

 




 
「なんや、体調悪かったん」


 
「昨日なんもなかったの?」


 
『わかんない…』




 





 
 



 






 
んっと、昨日は……








 
昨日の記憶を辿って、何かヒントがなかったか思い出す
 







 


 



 



 
 



 
『あ、Aさん寒いって何回か言ってた、かも』




 


 


 



 




 


 
え、てか、もしかしてもうあの時から熱あったんじゃない?


 





 



 
 



 



 
深「まー、風邪だったら飯食って薬飲んで寝てるしかないな」




 

 






 
机に向かって何か作業をしながら
淡々とそう言ったふっかさん





 



 


 

 







 
『でも、え、薬とかないんだって、
 ……は?ご飯も食べてないって!なんで?!』




 


 
 




 



続けてAさんから来たメッセージに心配になった僕は
つい大きな声を出してしまった





 





 
 



 








 
「何でって俺らに言われても」


 
「食べるもん買ってなかったんやないの?
 ………あーっ、ええこと思いついたっ!ラウル!

 お、み、ま、いっ!」

 
 
『お見舞い?』



 



 


 



 



 
その素晴らしいアイディアを出したこうじくんはとても誇らしげだった



 



 



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作者名:りん | 作成日時:2021年10月1日 18時

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