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学校に着いて授業を受けていたけど
何だかソワソワしてしまう
とにかく早く2人に伝えたくて
お昼休みまで待てなかった僕は
休み時間にメッセージを送った
今日渡せた!
こうじくんやったやん!ちゃんと名前書いたん?
書いた!
めめ後で何て書いたか教えて
え、教えるの?
恥ずかしいからやだ
めめじゃあもう話し聞いてやんないよ?
もー、めめ意地悪だなぁ
後で教えます
───────
「おお!今日はめちゃめちゃ良い顔して教室入って来たなぁ(笑)」
『うん(笑)』
今日も相変わらずこうじくんのお弁当でスタートしたお昼休み
「どんなの書いたか教えてよ」
『一応ね、練習した紙は持ってきたよ、ほら』
1枚の紙を取り出して机の上に置いた
「なんや練習したん?(笑)」
偉いなぁ〜、と言ってこうじくんは
僕の頭を撫でまわす
『やーめーてーよー』
もー、髪の毛グシャグシャになるんだから
こうじくんと2人でふざけていたら
紙を見ためめがブッ、と吹き出した
「お前さ、書き出し《綺麗なお姉さんへ》って
幼稚園児の手紙かよ(笑)」
『しょーがないじゃんっ!名前知らないんだもん』
僕だって最初書くときどうしようかと思ったよ
「ま、いーや(笑)
んで、内容は…」
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作者名:りん | 作成日時:2021年8月18日 3時