検索窓
今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:122,430 hit

30. ページ30

.


 

 




「……ラウールくん、
 そんな難しい顔して考えなくて大丈夫だよ?
 お礼したかっただけなんだよね?」

 
 
『あ、はいっ、そうです』



 


 




 





 


 
Aさんにそう言われて僕が返事をすると
渡辺さんはふーん、と小さい声で呟き
めめは隣でため息をついた



 


 





 
 



 


 
「ごめんね、翔太が変な質問しちゃって。
 それとこの人、高校生に舐められたくないって
 気合い入れてこんな格好してるだけだから
 あんまり怯えなくていいからね」


 
渡「お前っ、バラすなよ」


 
「さ、早くケーキ食べちゃお?」



 

 



 



 


 



 
渡辺さんの謎の格好と行動の説明をしてから
美味しいね、と言いながら
パクパクとケーキを食べ始めたAさん



 



 





 
 



 
でもどうしてだろう



 


 





 

気のせいかもしれないけど
なんだかさっきより
少しだけ元気が無くなったように見えた



 


 



 



 




─────────



 






 



 


 


「じゃあ食べ終わったし、そろそろ解散にしよっか」





 




 



 


 



 


 
最初こそ緊張しまくりだったけど
怖い人ではないと分かった渡辺さんが
2人の仕事の話をしてくれたり

今僕達は夏休みだと言うと
後悔しないように遊べよ、なんてアドバイスしてくれたりして
思いの外色々話せた





 




 



 



 

 



 
目『最後に1つだけ聞いていいですか?』



 





 



 



 


 



めめ、どうしたんだろう
何か聞きたいこと?



 


 





 
 



 



 
「ん?なに?」
 

 
蓮『お2人は付き合ってるんですか?』

 
 
「は?」



 






 




 
 



 
めめがした質問にAさんは目を閉じて首を横に振り
すぐにNOと答えた


 




 



 


 


 

 
「それは絶対ありえない」



 

 



 




 


 



そうなんだ!良かったー、


 




 






僕が1番大事な事聞き忘れちゃってたから
めめ聞いてくれたのか
 


やっぱり頼りになる男だ


 




 





 



 


しかし、そんな風に喜べたのも束の間



 




 


 



 
 



渡「俺の方はいつ付き合ってもいいと思ってるけどね〜」



 






 


 

 


軽い口調で言った渡辺さんの言葉に一瞬狼狽えてしまった







 

.

31.◎→←29.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (235 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
477人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , ラウール
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りん | 作成日時:2021年8月18日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。