. ページ48
.
＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「ふっかさん、今日はありがとうございます
すごい楽しかったです！
ご馳走にまでなっちゃって、」
深『こちらこそ、ありがとうございます！』
『俺の分まで良かったの？』
ふっかは気前良く今日の食事代を全部出してくれた
深『いーの、いーの
かっこつけさせてよぉ』
そういう彼に甘えて俺も有り難くご馳走になった
「今度ちゃんとお礼しますね」
Aがそう言うと彼はまた締まりのない表情になった
『お前さ、彼氏目の前にいてよくその顔できんね(笑)』
深『ほんっとに楽しみにしてます』
「はい(笑)」
ふっかは料理をご馳走してもらう
という約束を取り付けて
この《Aさんに会う会》は閉会した
彼女を紹介するって
俺もやっぱり少し緊張したけど
二人ともすぐに打ち解けてくれて
たくさん話せたし、すごく安心した
ふっかは最初ああやって言ってたけど
結局俺の悪くなるような話はしないし
人の彼女に対してデレデレしすぎなとこは
ちょっとムカついたけどね(笑)
Aもふっかに対して
なんだかんだずっと敬語で
そういうとこ好きだなって改めて思った
別に敬語じゃなくてもいいんだけど
俺が会わせた人に砕けすぎたりするのって嫌だから
そんな二人だったから、これからも安心して
会えそうだなって思えてすごく嬉しかった
──────────
その日以来
深『なー、なー
いつAさんの手料理食べさせてくれんだよー』
彼はずーっとこればっかり
『わかってるけど、家だからタイミングがさ』
深『えぇー、あん時ちゃんと約束したのにぃ。
だって料理ちょー旨いんでしょ？』
だって、ってどういう話の流れ？(笑)
『まあね』
深『めっちゃ食べたい！』
……あれ？
俺、当初このやり取りがめんどくさいから
Aに会わせることになったんじゃなかったっけ？
これじゃあエンドレスじゃん
彼氏の同僚に会う彼女 end.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 517人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そら(プロフ) - シリーズ4のパスワード教えていただきたいです。お願いします！ (2021年6月12日 22時) (
レス) id: a684c2c3f1 (このIDを非表示/違反報告)
chuu(プロフ) - シリーズ4のパスワードを教えていただきたいです。 (2021年6月11日 21時) (レス) id: 98f3d5d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
chuu(プロフ) - usagiさん» 突然コメント失礼します。 (2021年6月11日 21時) (レス) id: 98f3d5d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
usagi(プロフ) - シリーズ4のパスワード教えて頂きたいです！！ (2021年6月9日 1時) (レス) id: 806ded6fe4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りん | 作成日時：2021年2月13日 1時
