甘党彼氏は彼女にも甘い.２ 【黄】

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深『はい、おはよ〜』



『早くねーだろ、てかまた来たの？』




　
　






　
メッセージを送った翌日の昼休み
彼はまたジムにやって来た






　












　



　
深『俺のジムでもあるんだから
　 別にいつ来たっていいだろ！(笑)

　そーれーよーり！Aさんに会える会！
　いつにするの？場所は？』








　





そのために来たのか



　
そんでいつの間にそんな会に決めてんだよ(笑)







　










　



　
『あー、来週あたりどう？
　空いてる日教えてよ調整するから』
　

　
深『おっけー』






　


ふっかはすぐにスマホでスケジュールを確認して、
空いてる日を送ってくれた








　



　




　
『場所は、普通に居酒屋とかでもいいかなって、
　お互い気使わなくてさ』


　
深『Aさんがいいなら俺は全然いいけど』


　
『じゃあ場所決めて予約出来たらまた連絡入れるわ』


　
深『はいよ』







　




　
それからいつもの定位置に座り
コンビニで買ってきたのであろう昼ごはんを食べ始めたふっか






　








　







『なんかさー、Aがジム通いたいらしいんだけど』





　

　
既に昼ごはんを食べ終えていた俺は
ふっかの食事シーンを眺めながら
昨日の出来事を独り言のように話し出していた







　







　



深『んー、いいじゃん！照が枠取ってあげれ、』
　


『ねー、汚い(笑)』






　






　
食べながらモゴモゴ話し出すから
めちゃめちゃこぼしてる(笑)






　



　


　
深『ん。
　照が枠取ってあげればいいじゃんって』





　

　
水を一口飲み、落ち着いたふっかがそう言った







　




　





　
『いや、ここじゃないとこ行くかも』



深『えぇ？！なんで？』





　






　
そう思うよな、俺だけじゃないよな(笑)







　




　





『知らねーよー、俺が聞きたい』





　

　
本当に別のとこ行くのかな…、



Aはちゃんと自分の時間持ちたいのはわかるけどさ
俺じゃないやつに任せることないじゃん







　




　




　
深『あー……、あれじゃん？

　お前に付かれたら厳しいって思ってんじゃね？
　彼女なら照のストイックさ分かってるだろうし

　実際さ、照の体験の人からのアンケートで
　《優しかったです♪》みたいなやつなんて
　ほっっとんど見たことないからね
　他のスタッフは、《優しいです》って感想普通にあるからな』
　






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