甘党彼氏は彼女にも甘い.２ 【黄】

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『そうなんだ、すげーな』
　

　
「きょもちゃん、ミュージカル界では
　結構有名になってるらしいの」


　
佐『俺もちゃんとチェックしてね(笑)』



「もちろん！ありがとね、わざわざ」


　
佐『いえいえ、俺のほうこそ

　あ、写真は後で送るから
　そんじゃ、またね〜！』



「ばいばーい」



『じゃあな』

　




　




　

　
降りてから、ブンブンと手を振る佐久間に見送られ
俺たちは車を発進させた



　











　
─────────────



　





　






　
「さっくんいっつもチケットくれるんだよね」



『そうなんだ』



「買わせてくれないの(笑)」



『佐久間らしいな(笑)』






　




　





　
今回は俺の分までくれちゃうとか男前だな





　





　




　


　
「照と一緒に行けるの楽しみ」


　
『俺も』





　







　
佐久間が降りた車内はとてつもなく静かに感じた







　

　





　



　
『このまんま俺んちでいいんでしょ？』



「あ、はい」






　



　
なんで敬語(笑)






　




　





　
　
『じゃあ、俺んちに帰りまーす』







　




　



　
また急におとなしくなっちゃったAが
可愛くて仕方ない










　






♪♪♪




　




　




　




車を走らせていると、静かだった車内に
メッセージを知らせる音が響いた





　




　





　






　
「さっくんだ。
　あー、あの盗撮の写真もちゃんと送ってくれてる(笑)」



『マジ？(笑)』





　

　




　





　
佐久間はよくAが写ってるやつ(盗撮)
を送ってくれるから
今日もAが知らないやつとか
多分内緒で送ってくれるんだろうな(笑)









　
後でグループのほうじゃなくて
個別なほうでもありがとって送っとかないとな

　

チケットのこともあるし






　



　
あと、



　



　







寝たふりする芝居もう少し上手くなったほうがいいよ




　
って送っとこ(笑)






　






　



Aは気付いてなかったみたいだけどね








　









　
　
さぁ、帰ったら楽しい時間の始まりだ


















　
元気すぎる幼なじみと彼女 end.

　




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作者より。2023.5.23→←.

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