甘党彼氏は彼女にも甘い.２ 【黄】

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「ね、ちょっと待ってこーじ？
　どこがいい感じだったの？！」


　
康『いや、言い方違った！ごめん！
　 いい感じに話がまとまってたってことや！』






　






　

　

Aに詰められたこーじは
あぶなかった〜、と一人焦っていた









　






いい感じって、そういうことね(笑)







　





　



　

「もう、変な言い方しないでよ
　私の味方とか言って裏切るのかと思ったじゃん」


　
『普通になんにもなく話がついたって事なんでしょ？』


　
「そうそう」



康『それが言いたかったんです俺も』


　
『じゃあもう１つ聞こうかな、こーじに。

　目黒は、まだ未練ありそうだった？』









　



　




この際聞いとこ









二人っきりの時に聞いたら
なんか俺余計なこと言っちゃうかもしんないから







　





　





　

康『んー…、まあ
　ありますね、あれは』



「こーじ」


　
『いーよ、今こーじに聞いてるから』








　


　




　


あまり聞いて欲しくなさそうなAに、少し苛立った







　


　



　

　


康『えっと…、
　めめは多分Aちゃんのことまだ好きやと思います

　それでも、今日ちゃんと気持ちに終わり告げてたのは本当です』
　

　
『そっか』
　

　
康『Aちゃんも区切りつけて、めめも納得してました
　だから心配することないと思います』








　



　




　
　


　
さっきまでと違う、真面目な表情のこーじを見ると嘘は言ってない様子で
この話も信用出来るなと感じた




　










未練あるってのは引っ掛かるんだけど
そればっかりは俺にもAにも
どうもしようがないから







　






　




　
『わかった
　ごめんこーじ、色々聞いちゃって』


　
康『ぜーんぜん、全然！』


　
「本当にちゃんと話しただけだから」


　
『うん、信じるよ』






　


　




　

　




　
ふぅ〜、良かった〜と
Aとこーじは喜んでいた







　



　
俺も良かったよなんもなくて(笑)



















でも、まああれだな




　

　



　
『あのさ、これからはあんま一人でここ来ないで欲しい

　俺の知らないとこで、またいつ元彼と会ったりするかもって
　そう思うの嫌なんだよね』




　





　


　




　



　
重い？

　
でも、無理なんだよね
未練あるかもって男とまたAが会うとか

　






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