甘党彼氏は彼女にも甘い.１【黄】 (ページ18)

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今日は仕事が終わったらAが俺の家に来ることになってる

　

　

　

　

休みの日に会ったりはもちろんしてたけど
家に来るのは久しぶりだなーと思って
夜ご飯なんか作ってみたり

　
　

Aほどレパートリーがあるわけじゃないけど
俺も最近少しづつ始めてみたんだよね

　

だからうまいかどうかはその時次第(笑)

　
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「照～、お邪魔しまーす」

『おかえり』

　

　

　

ただいまでいいよって言ってるのに
だって住んでるわけじゃないから。って
Aは律儀に言う

　

　

　

俺的にはただいま、言って欲しいんだけどな

　

　

　

　

「すごい良い匂いするんだけど…
　あ、チャーハンじゃん！」

『うん、重いかな？』

「全然！今もうお腹好きすぎてるから
　すぐ食べたい！」

『良かった(笑)』

　
　

　

　
フライパンを持ってる俺の後ろに抱きついて来て
食べたい、食べたいって
子供みたいに動いてるA

　

めちゃくちゃ可愛すぎなんだけど(笑)

　

　

　

　
『ほら危ないから、
　
　コートかけてきなよ
　ハンガーあるとこわかるよね？』

　
「うん、わかる！借りるね」

　

　

そう言って彼女は寝室の方に向かった

　

　

　

本当は抱き締め返したかったのにタイミングが…

　
後で思いっきり返そ(笑)

　
　

　

　
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「はぁ～おいしい～！
　やっぱりチャーハンは照の方がおいしいなぁ」

『ほんとに？(笑)
　それ前も言ってくれたよね』

「うん、なんか私が作るより
　ザ・チャーハン！って感じがするわ」
　

『よくわかんないけど(笑)
　まあでも、そう言ってもらうとありがたいな』

　

　

　
　

　
もぐもぐ食べてるAを見てると
嘘じゃなく本心なんだろうなって思えて嬉しくなる

好きな人のために作るなら
料理するのも結構いいかも、と感じた

　

　

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食べ終わったあとAが食器洗うって言ってくれたから
その言葉に甘えて俺はソファで休んでいた

　

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