誘拐!?!? 風丸side ページ32
ｷｷｷｰｰｰｰｯ
車が急ブレーキをかけた音が辺りに響き渡る
その音のした方を見ると、なんと真っ黒なベンツがマネージャー達に向かって突っ込んで来る
｢危ない!!!!｣
とっさに叫んだが、間に合いそうにも無い
マネージャー達も選手も、突然の事に立ち尽くすばかり
俺は、考えるよりも先に走り出していた
｢そこの車！ 止まれ！｣
必死に声を張り上げると、Aはハッとした様に我に返った
そして、音無と木野を守る様に前に立ちはだかる
自分だって危ないのに、怖い癖に
ｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｷﾞｰｰｰ ｶﾞｼｬﾝｯ
滑り込む様にして、なんと車はAのギリギリ手前で止まった
そして、中から、真っ黒なスーツに真っ黒なネクタイ、真っ黒なサングラス、真っ黒な靴という全身真っ黒な中年の男が出て来た
円｢危ないじゃないですか！｣
｢もう少しで跳ねられるところだったんですよ!?｣
染｢気をつけろ！｣
駆けつけた皆が抗議をするが、その男には俺達なんか眼中に無かった
？｢…探しましたよ、桜井A様｣
あ｢え？｣
？｢お父様がお待ちですので、お車へお急ぎ下さい｣
あ｢あの、父をご存知なんですか？｣
Aの知り合いだと思ったが、どうやら違うらしい
でも、男はAを知っているみたいだ
男はAの質問には答えず、腕時計をチラチラと見る
？｢時間が押しています
この様な真似、したくは無かったのですが…｣
あ｢ちょっと、何するんですか!?｣
男は無理矢理Aの腕を掴み、車に押し込んだ
Aが必死に腕を振り払おうとするが、男の力に敵う訳も無い
｢警察を呼びますよ!?｣
円｢俺達の仲間なんだ！｣
マネージャーも選手も、一斉に騒ぎはじめる
当たり前だ。仲間がさらわれそうなんだから
？｢あまり、お騒ぎになられません様に
すぐに済みますので｣
｢お騒ぎになられません様に…って、無理に決まってるじゃないですか！
そいつ、返してください｣
？｢良いのですか？
あまり勝手な事をなさいますと、A様も、A様のご家族様も、お困りになられるのですよ？｣
円｢どういう事だよ？｣
？｢おっと、もう行かなければ…
それでは失礼致します｣
男は、皆を掻き分け掻き分け、車に乗ってしまった
｢おいっ!!!! 待て!!!!｣
車は、物凄い勢いで去って行った…
車の中で 貴女side→←安全運転でお願いします 貴女side
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smol(プロフ) - 森嶋朱雀さん» オッケーです！ほんと、なんやねんソレ(´・ω･`) (2017年8月2日 22時) (
レス) id: 0088624482 (このIDを非表示/違反報告)
森嶋朱雀(プロフ) - ごめん！私のボードでしばらく話さない？？別のトピックってなんやねん(´･ω･`) (2017年8月2日 21時) (レス) id: 1992c75747 (このIDを非表示/違反報告)
smol - ありがとうございます！ 花火、了解しました！ もうしばらくお待ち下さいm(__)m 内容を考えます〆(・・ ) (2017年3月7日 20時) (レス) id: 0088624482 (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みこ(プロフ) - あと、1のときからずっと読ませて頂いております！この小説大好きです！これからも応援してます！ (2017年3月7日 1時) (レス) id: cbde9e836d (このIDを非表示/違反報告)
夢咲みこ(プロフ) - リクエストで、花火いいですか…？手持ちでも打ち上げでもどちらでも大丈夫なので！ (2017年3月7日 1時) (レス) id: cbde9e836d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：smol | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/je042/
作成日時：2016年12月4日 15時
