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手が空いた藍沢先生が来て俺のことを診てくれたけど、どうやらヘリ酔いじゃないらしい。



「くっそ、分かんねぇ。」




藍沢先生がイライラしてるなかで、俺の吐き気は止まらない。



「今日はとりあえず帰れ。お前確か同居人いただろ。そいつに迎え来てもらえ。」



「分かりました。すいません…」





俺は部屋を出てスマホで蝉に電話を掛ける。



「あ、もしもし。蝉?ごめん。体調悪くて。車で迎え来てくんねぇ?あぁ、うん。さんきゅー。ロビーで待ってる。うん。じゃあな。」



「名取。」



「ひゃあ!緋山先生…。なんすか。」




「冴島に一緒に待ってやれって。吐き気はどう?」



「だいぶ収まりました。」




「そ。てか、蝉って随分斬新なニックネームね。」




「…気にしないでください。」




とくに会話もなく数十分待っていると蝉がいつもの黄色いタンクトップにパーカーで来た。




「…随分いかついわね。金髪で。」




「あれが通常運転です。じゃあ、お疲れ様でした。」



「颯馬、大丈夫か。」



「ふふ。大丈夫だって。また気持ち悪くなったら看病してね?今日仕事ないんでしょ?」



「あぁ。看病してやる。」




とりあえず家に帰っても特になにもなかった。




まぁ唯一いつもと違ったのは俺がご飯食べれなかったことかな。



でも普通にゆっくり過ごした。

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0131&0326LOVE - 更新頑張ってください!!とても楽しく見させてもらってます!!更新してくださるの楽しみに待ってます!! (2020年3月8日 21時) (レス) id: 0f6d278708 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みすず | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年10月10日 18時

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