同じ地獄の中で (ページ24)

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余裕ページ24

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『私は確かなものが欲しかったの』

無条件に愛してなんかそんな贅沢言ってないのに上手くいかないの

おかしいよね

『照は何をくれるの … ッン』

突然キスをされた

しかも深いやつ、はじめてシてくれた
照の舌は私の口の内の隅々まで確かめるように動く

薄ら目を開けて見ると照はまだ泣いていた

照のキスは甘いと思ってたのに全然そんなことなくて苦い

｢ごめん、余裕ない｣

そう言うと照は私の太腿の間に手を入れて下着に触れた

嗚呼、これから私は照に抱かれるんだ
そう思うだけで下半身がキュンと疼いた

大好きな照の指が私の中へと入っていく感触、先生の指とは違って少しゴツゴツしてて長い男らしい指

『ひか、る … キスして』

こんな時まで欲張ってしまう私は悪い子？
でも照は何も言わずキスをしてくれる

次第に下着が膝まで下ろされ、照の足で足首まで下げられて片足の輪が脱げた

開かれた脚の間にズボンも下着も脱いだ照の下半身が入り込んで、押し付けられる

覆い被さる体が少し上がり手が私の頭の上に伸びた

『何してるの？』

｢ゴム｣

そうだ、照は子供だからできないんだった
先生は大人だからできちゃう

『つけなくていいよ？』

｢身体に悪い｣

『照の？』

｢違う、お前の｣

やっぱり照は優しい

でも、結局なにもくれない