同じ地獄の中で (ページ20)

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生温いページ20

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体位を変え何度も何度も突かれる

何回果てたか分かんない、もう全部ぐちゃぐちゃ

『せんせ、もうむり …ッ』

｢自分から誘ったくせに？｣

照、ごめんね

先生に抱かれながら照のことを考えるなんてあまりにも酷いよね

でも照も悪いんだよ
照が一緒にいてくれないから、照が抱いてくれないから

照、照、照

『ひかる』

｢彼氏じゃない男に抱かれながら彼氏の名前呼ぶの？｣

＇そういうの興奮する＇

先生は嬉しそうに笑って腰の動きを早める

グッと腰を掴まれて奥の奥まで突かれるとあっという間にまた果ててしまう

先生は私が可哀想だから抱いてると言ったけど苦痛に同情するどころか、快楽を覚えているに違いない

｢は、ッ… イク｣

汗ばんだ体をギュッと抱きしめ、１滴残さず私の中へと欲を吐き出す

一方的に征服される立場に歓びを感じてしまうのは私の方かもしれない

先生は大人だからこいうことができるの？
照は子供だからできないの？

分かんない

…

…

…

｢はい、これ飲んでね｣

『… はあい』

薬と水を差し出される

多分私が昼間怖いこと言ったから警戒してるんだろうな

『先生、心配しなくても私ちゃんと薬飲むよ？』

｢知ってるよ、雨月さんがちゃんと飲むことは｣

『じゃあなんで水もくれるの？』

｢床見てごらん、答えが分かるから｣

指がさされた方向を見るとそこには小さな水溜まりができてて、やっと理解した

｢分かった？今日沢山出した分、ちゃんと水分補給してね｣

『… 最低』

先生の優しさはいつも生温くて気持ち悪い