年の差婚も素敵じゃん？【skt】 (ページ1)

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私のお話ページ1

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「ありがとうございました、またお待ちしております。」

朝からの学校が終わって放課後は23時過ぎまでのバイト。
学校が休みの日は早朝から日付を超えるまで。
当たり前だけど学業は手を抜かないように頑張ってる。
何故そこまでって？
全部坂田さんに''すき''を伝えるため。
世間一般的にはオタクでリアコの部類に属するらしい。

「本気で好きになった人がちょっと人気だっただけなのにね、」

坂田さんが良しとする年齢差10歳。
坂田さんより半年早く誕生日を迎える私はその半年の間だけゆるされた年齢差になるのだけれど、季節はもう9月。
あと3ヶ月で11歳差になっちゃうのかあ
なんて考えながら21時からの配信が録画残ってますようにと配信アプリを開く。

「げっ、ないし、、。」

お生憎様、歌配信だったのか将又録画が残せないほど恥ずかしい内容だったのか。
どちらにせよそれは私の大好きな時間なのでかなり落ち込んだりする。

「坂田さんもお疲れ様」

画面に流れなくて虚しいけどお茶爆は毎日の日課

「ただいま」

自分の声が響くだけで返事のない家は一人暮らし
少しでも坂田さんと同じ空気が吸いたくて親に無理を言って高校卒業後上京してきた。
学費は親が支援してくれているから頑張らないとみんなに追いつけない。
他の人と比べなくても素敵なんだよってきっと坂田さんは言ってくれるだろうけど自分の気が済まないと解決できないもの。

@ sakatansab
＿＿＿＿＿＿＿＿!
＿＿＿＿?
明日は坂田さんの声が聞けますように。

坂田さんにメンション付きのツイートをして夢の中に入る。