第２４話 ページ28
その夜…
「ねぇ…種田さんの個性ってさ…どういうのなの？」
緑谷くんが神妙な面持ちで話しかけてきた。
確かに私には説明する義務がある。彼らの前で異能を使った。
「うん…私の個性はね…」
三人ともすごく真剣な顔でこちらを見ている。話しづらい…緑谷くん、メモ取らないで…
「簡単に言うと、血を操ることができる個性。だから自分は怪我をしないと自分の個性を発動させられないの。」
実際は違うがまあ使うことはないだろうし、ここまで言う義務もない。
「だから今まで全く個性を使わずにいたのか。」
「うん…それでね、個性を使ったら後遺症っていうか、自分の血がどんどん失われるから他人の血で補給しないといけなくて…」
「それで、あれか。」
「ごめんね。轟くん、びっくりしたよね。」
「いや、別に大丈夫だ。」
三人ともしっかり話を聞いてくれた。
「とりあえず、今日はもう夜遅いし寝よっか。」
「そうだな！緑谷くん。夜更かしは健康の敵！
みんな、すぐに寝よう！」
「わかった。おやすみ、みんな」
一夜明け
「冷静に考えるとすごいことしちゃったね。」
「そうだな、」
「あんな最後見せられたら生きてるのが奇跡って思っちゃうね。これ多分殺そうと思えば殺せてたと思う。」
「ああ、俺らはあからさまに生かされた。あんだけ殺意向けられて、尚立ち向かったお前はすげぇよ。助けに来たつもりが逆に助けられた、
わりィな。」
「いや、違うさ…俺は……」
「おおォ！起きてるな！怪我人共！すごいグチグチ言いたいがその前に来客だぜ。
保須警察署署長の面構さんだ。」
「面構！署…署長！それに種田さんも。」
おまけ感が強いな。
面構さんのお話をまとめるとヒーロー免許を持っていないのにヒーロー活動をしたことは重大な規則違反だから罰せられなければいけない。ということらしい。
だが三人が罰を受ける必要はない。なぜなら特務科の権限を利用してこのことを「エンデヴァーの活躍によるもの」ということにしたから。
一ヶ月ほど更新をサボってしまい申し訳ございません。リアルの方がこれからどんどん忙しくなっていくのでさらに更新が遅れるかもしれません…隙間時間を使ってなんとか更新を続けたいと思います。
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しおりん(プロフ) - ３１話のポートマフィアがパートマフィアになっていました (2022年3月2日 16時) (
レス) @page37 id: 98cc4361d2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します…！当作品とても楽しく読ませてもらってます！第32話の「ポートマフィア」が「パートマフィア」になっています。この作品は大好きなので、誤字が気になってしまい、コメントさせていただきました。これからも応援しています！ (2020年4月26日 19時) (レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - ページ21誤植、(名前名前)になってるとこある。がんばれ (2020年1月29日 8時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
あるる(プロフ) - ルフイさん» ありがとうございます！待っております( *｀ω´) (2019年9月11日 17時) (レス) id: d6b4db13ca (このIDを非表示/違反報告)
ルフイ(プロフ) - 線画までは描けました！あと２，３日ほどで完成すると思うので楽しみにしていてください！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 1c8a5341b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるる | 作成日時：2019年8月25日 22時
