第６話 ページ7
「…種田です。」
ノックをして相手の反応を待つ。
「来てくれたんだね！入って入って！」
Aは無言で校長室に入る。相変わらず大きい。根津さんには大きすぎるのでは？と思ったが黙っておこう。
「まあ座って座って！契約での注意事項の確認をしよう！言ってみて。」
「はい。その一 原則異能の使用は禁止。その二 生徒には護衛目的での入学と言わない。当たり前ですが生徒を守る。ですよね。」
「うん！完璧だね。あと種田さん。1年A組の担任を教えていなかったよね。この人さ！」
「…あのときの」
Aは呟く。まさかの事態だ。まず生きてたことが驚きだが、
昔殺そうとした相手が任務先の学校の担任⁉奇跡としか言えないレベルだ。
「ん？知ってるのかい。彼はあまりテレビへの露出を嫌がるタイプなのだが…」
「いえ…」
「彼の名前は相澤消太、ヒーローネームはイレイザーヘッド。個性は…まあ自分で聞いた方がいいかもね。あぁ、君が護衛での入学であることは教師全員が知ってる。一週間に一度程度でいい。職員室に何か気付いたことを報告しに来てね！」
「了解しました。では私はクラスに向かいたいと思います。」
「うん！頑張ってね、種田さん。」
クラスに向かう。暗ければマフィアを思い出させるような広い廊下だ。
ここか、1年A組。入り口が大きい。ここは何でも大きいのか？
入ろう…と思ったら
「なっなんかいる………担任の相澤先生のですか。」
「ああそうだ。ここで一人に向かって話すのは合理的じゃない。早く席に座れ。」
取り敢えず席に座ろう。席はあそこか。髪が凄い女子の後ろ…黒板見えるかな。
「まあ！あなたが後ろの方ですね！私の名前は八百万百。これから宜しくお願いしますわ。」
お嬢様か。やっぱり同い年だし女子高生だし可愛く喋った方がいいのか？
「うん。よろしくね！私の名前は種田A。Aって呼んでよ。」
うわぁ痛いよ私。よろしくね！だって よ ろ し く ね 言ったことない。おまけに八百万さん？喜んでるし…
「私のことは百と呼んでください！」
「うん。よろしくね百。」
こんなもんなのか？高校生って。かわいい。でもこの喋り方辛いな。
周りを見渡してみる。 隣に結構顔整った男子発見。火傷の跡？は少し気になるが許容範囲だな。
話しかけてみるか。
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しおりん(プロフ) - ３１話のポートマフィアがパートマフィアになっていました (2022年3月2日 16時) (
レス) @page37 id: 98cc4361d2 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します…！当作品とても楽しく読ませてもらってます！第32話の「ポートマフィア」が「パートマフィア」になっています。この作品は大好きなので、誤字が気になってしまい、コメントさせていただきました。これからも応援しています！ (2020年4月26日 19時) (レス) id: 4b59e65728 (このIDを非表示/違反報告)
竜騎士みぃ(プロフ) - ページ21誤植、(名前名前)になってるとこある。がんばれ (2020年1月29日 8時) (レス) id: e8f36b9305 (このIDを非表示/違反報告)
あるる(プロフ) - ルフイさん» ありがとうございます！待っております( *｀ω´) (2019年9月11日 17時) (レス) id: d6b4db13ca (このIDを非表示/違反報告)
ルフイ(プロフ) - 線画までは描けました！あと２，３日ほどで完成すると思うので楽しみにしていてください！ (2019年9月10日 16時) (レス) id: 1c8a5341b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あるる | 作成日時：2019年8月25日 22時
