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及川徹という人物が未だに謎である。
授業中なのにあの人、私の頭に出てくるし、態度が違うことにも腹が立つ。この際全女子生徒にあの人の本性をばらしたっていいんだぞ。
少し気分が優れない私は、ボーッと及川先輩から絡まれない方法は何かないかと考えることに忙しくて当てられてることに気づかなかった。
盛大に笑われる始末。
イライラする。てか笑うなよ、ムカつく。
私は休み時間になったとたん教室を飛び出し、保健室に向かった。
すれ違う女の子の口から及川という言葉が聞こえてきたりしてちょっとムカつく。
騙されんなあんな顔だけ男。
心の中で忠告しておいて、保健室のドアを勢いよく開けた。
「どうしたのAさん!?びっくりした、、、、、」
顔を歪ませる保険医の先生
少し軽く謝って、近くにあった椅子にどかっと座った。
先生はパチパチとパソコンを打っていて私に見向きもしない
まあ私保健室よくいくし、
めんどくさい生徒代表だもんね笑
「せんせ、及川先輩がウザくて授業中頭いたくて集中出来ません」
「及川くん....あぁ、イケメンって自分で言っちゃう子ね」
そう言ってフフッと可愛く笑う先生。美人だから様になる。てか及川先輩先生にちょっかい出してそう。そう思っていると、先生は私のことを見つめて口パクで何かいった。
残念ながら何いってんのか分かんなかった。一応頷いといて教室に戻った。
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作者名:いばな | 作成日時:2021年3月19日 12時