Your Best Day ページ13
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A few years later……
SixTONESとして僕が活動していた頃が少し懐かしくなってきた頃。
"SixTONESって最初は7人だったんだよ。"
"え？誰が辞めたの？"
"辞めてないよ。今、病気でお休みしてる"
そんな会話が自然になっている今。
悲しいことかもしれないけど、それだけSixTONESは6人で肩を組んで全力で駆け抜けている証拠だと思うから
僕にとって、それは悲しいことではなかった
むしろ喜ばしいこと。SixTONESがそれだけみんなに浸透してるってことだから
それにメンバーはみんなそれぞれ活躍の場が広がっていた
樹はずっとやりたいって言ってた自分がMCの番組を持つようになり、
きょもは舞台で成果を残して海外で公演することもあった
ジェシーはバラエティーにドラマとひっきりなしに仕事が舞い込んでいて、
高地はあれだけ出れないって嘆いていたヒルナンデスのレギュラーを勝ち取るまでになった
慎太郎はDASHを始めとするバラエティーでお茶の間の認知度が爆上がり。
そして北斗は俳優としての活躍が凄くて日本アカデミー賞に何度もノミネートされるようになった。
北「何度もノミネートされてるのに賞を取ったことがないのが不憫な俺らしいよな。」
なんて自虐してたけど主演男優賞を獲る日はそう遠くはないと誰もが思っている
そんな個々の活躍が目覚ましい6人だけどあの日高地と交わした約束は果たされていてグループとしての活動も精力的に行われていた
それに僕が作詞作曲した曲はSixTONES単独名義のシングルで初めてのミリオンヒットとなった
その事実に誰よりも喜んでくれたのはメンバーだった
みんなのこと少しは支えることができてるのかなって思えたりして
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作者名：な | 作成日時：2022年1月8日 23時
