return to understanding ページ49
.
Jesse side
A「ジェシー…！」
涙を流した後なんだろう
目を真っ赤にして、頬が少し濡れてて
それでも俺のそばに駆け寄ってきてくれる
一番傷ついているのは間違いなくAなのに、
それでも落ち込んでる人のもとにAは来てくれる
.
「A……さっきはごめん。声荒げたりして…」
A「いや、僕の方こそ…
ジェシーはさ、7人でずっといたいって言った時も一番に賛成してくれてさ、
ずっと7人でいるってことを大切に想ってくれてるんだって知ってたから
だから、自分のせいでそれが叶わなくなることがちょっと怖かったんだ」
.
「うん…
でもさ、俺思い出したんだ。」
A「え……？」
「Aに初めて会った時からずっと、
Aのことを守るナイトになるんだって思ったこと。
今までたくさん支えてもらったし、だからこれからは俺たちにどーんと頼って欲しい」
,
いつも一人で頑張りすぎちゃうAだからさ、
これは神様が俺たちに与えた乗り越えられる試練なんだって
まぁ、そうとでも思わないと俺の心が壊れそうっていうのもあるんだけど
それでも、Aのそばにずっといて守りたい
,
A「ナイトって……
ジェシーはほんとロマンチストだよね」
「う、うるさいなぁ///
とにかく！！今すぐ動けなくなったりするわけじゃないんだよね？」
A「たぶん、そうらしい。
ちょっとずつできないことが増えていくよ」
「なら！
今を楽しもう。
今を楽しんでいけば、楽しい記憶がたくさんになってHappyになれるでしょ？
今までだってそうやって俺たちやってきたんだし。
俺たちはずっと変わらないよ。
どんな時でもね」
頼ることを知らないAに俺ができることはこんな微々たることしかない
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作者名：な | 作成日時：2021年4月6日 13時
