Limited lifetime (ページ16)

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慎太郎Side

13years ago…

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そんなこんなで俺の映画が公開されて、プロモーションやらいろんなお仕事が入って忙しくなった

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Aに振り付けを教えてから数日…

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マ「慎太郎」

「あ、マネージャーさん。どうしたんですか？」

マ「今度の少クラでスノプリやる予定だったけど、他の仕事入っちゃって出れなくなった。」

「え……じゃあスノプリのところはどうするんですか？」

マ「突然決まったからまだ何やるか決まってないんだよ。」

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んー、他になにやるんだろ。

誰が出るんだろ。

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そんなことをグルグル考えてた時ふとAとスノプリの振り付けを練習したことを思い出した。

「あ、あの！」

マ「ん？どうした？？」

「俺じゃなくて別の人にスノプリやってもらうことってできますか？」

マ「え？他に誰ができるの。」

「A…あいつはスノプリの俺の振り付けも全部覚えてますよ」

マ「Aか？？あいつか～……」

「少クラでスノプリやってくれたら宣伝にもなるし、なにより俺はAにやって欲しいんです。」

マ「んー他のやつじゃダメなのか？」

「Aがいい！！Aじゃなかったら嫌だ！」

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こんな年相応の駄々をこねたのはこの仕事を始めてから初めてだったと思う。

それを見てマネージャーさんもちょっと驚いてたみたいで

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マ「わ、わかったよ！上にも掛け合ってみるからな？仕事頑張ってくれよな？？」

「はい！ありがとうございます！」

こんなやりとりがあってAのスノプリセンターが実現したってわけ。