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私が寝ていたソファーが勢いよく沈んだ
目「俺が運んだんだよ」
『ごめん、重かったね』
目「俺、男の子お姫様抱っこしたの初めて」
『貴重な体験だったね』
“うん！”って頷くめめくんに心の中で謝っておいた
そこから皆はレッスンに戻りその様子を眺めていた
皆が買ってきてくれたゼリーや水分を取り
1時間も休めば体が楽になった
『よし』
ソファーから立ち上がろうとすれば
それに気づいた舘様が声を上げた
宮「何をしようとしてるの？」
『なにって、練習に戻ろうと…』
岩「バカ？！」
『え、バカって…え？？』
曲を止め全員が汗を拭きながらこっちに歩いてくる
深「あのさぁ、病み上がりだよ？大人しくしてて」
渡「治したくないの？だったらいいけど…？」
『治したいよ、でもみんなに置いていかれる…』
それでなくてもちょっと遅れてるのに
これ以上置いていかれたら…あの夢みたいに…
向「A、俺も遅いし大丈夫やって！」
『大丈夫じゃないよ、焦るし、不安だし』
目「まさか、寝ずに家でもやってんの？」
個人の仕事もあってダンスに集中出来てなかったから
寝る時間を削って練習していた
阿「…はぁ、なにやってんの？！」
『でも、』
佐「だからこんなになるんだよー」
ラ「もう、ちゃんと寝て！！」
それでも、不安で捨てられたくなくて…
渡「誰も置いていかねぇーから安心しろ」
岩「そうそう、俺らはさ10人じゃん」
さっき拭いて貰ったはずの涙がまた出そうになる
それに気づいて笑い始めるメンバー
佐「Aはさ、もっと頼ってよ」
阿「そうだね、俺らを信用して欲しいな」
深「辛くなった時、真っ先に俺らに相談してよ。」
目「それがメンバーじゃん」
渡「あと、1人で絶対泣くなよ。泣くならそう今みたいに俺らの前で泣けよ」
メンバーの前で見せた涙は数え切れない程
岩「つか、泣いたら俺らが笑わせる。」
宮「Aは笑顔が似合うからね」
向「せや、俺は笑わせるのは得意や！」
ラ「じゃあ、やってみて」
向「…あの、その…」
深「出来てねぇじゃん！笑」
『ふふっ笑』
向「あー、ほら笑った！！」
『約束する、ありがとう皆』
嬉しそうに微笑んだり、照れたりしている皆
その後は
レッスンを中止にして全員が私の家まで送ってくれた
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橋長浮(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます！！ (2021年5月30日 22時) (
レス) id: 6827eb5811 (このIDを非表示/違反報告)
翔子 - 続き更新して欲しい (2021年5月30日 21時) (レス) id: 21856ce480 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみつ大福(プロフ) - 大量更新ありがとうございます！いつも楽しみにしてます＾＾ (2021年5月16日 18時) (レス) id: 538253c9bd (このIDを非表示/違反報告)
あん(プロフ) - 表現の仕方がとても好きです！これからもお話楽しみに見させて頂きます!! (2021年5月8日 19時) (レス) id: 77669d100e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年4月10日 16時
