殺し屋の俺とアイドルたち (ページ10)

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Aside

なんだか、2人の様子がおかしい…
セキナさんはルンルンだし、
マネさんは急いで飯食って咳き込んでる。
いやだなぁ……話聞きたくない…

『2人とも変だぞ……やけに気持ち悪い。』

そしたら2人して顔を見合ってニヤニヤしてるし
怖い……俺に怖いって感情あったんだ…

飯を食べ終わり、リビングにてお話を聞く。
光希さんは、作業しに行ったし
クロエさんは、じっくりとこの話し合いを観察するみたい。

『んで、何の話か説明してもらおうかセキナさん』

赤「ええっとね((mn「アンタ！明後日から家政婦よ！」

……は？！……今、このカマなんて言った？
家政婦？……どういうことだってばよ！

『…初めから説明よろしくな……失笑』

mn「セキナちゃんと話してるうちに昨日の家政婦の話を喋ったのよ。そしたら、セキナちゃんの目がキラキラってなってねぇ…そしてアタシ……思いついたの！」

こんなこと聞かなきゃよかったって今更後悔してる。

mn「セキナちゃんのお願いなら、アンタを家政婦にすることなんて簡単だってね！」

あぁ素晴らしきかな人生。

mn「(仮)にもセキナちゃんはリーダー……それにアンタがこの子を溺愛してるのも知ってる。そして、セキナちゃんが賛成してる………この機会を利用しなきゃ損でしょ！」

おいおい……ってことはセキナさんがやらかしたのか？！

『セキナ！てめぇ、表に出ろ！どっかの民族の呪具で呪ってやる！お前の綺麗な顔は傷つけたくねぇからな！』

赤「ありがとうだけどやめて(？)」

赤「ウチ………羅刹にもっと違う人生を送ってほしくて…ほら……殺し屋ってさ？人を殺してる分……なんか大きいものを背中に背負ってる感じするじゃん。」

赤「１回だけでいい……何も背負ってない自由な生き方を………して欲しいかなって…迷惑だったら……ごめん。」

………なんなんだよコイツ！ウザったらしいんだよ！俺のことなんて考えなくていいのに！なんか、ホワホワってして気持ち悪くなってきたじゃねぇかよ！

あーあ、分かったよ！やりゃいいんだろ？！
だから、セキナさん。泣くのはやめろ！

『……はぁぁぁぁぁ(クソデカ溜め息)』

『やってやる！だから、泣かないでくれよ。……ﾎﾞｿｯ俺のこと思ってくれてありがとう。』

mn「アンタ、本っ当にセキナちゃんのこと好きなのねぇ……なんか応援したくなるわ笑」

仕方ない。セキナさんのためな！
とは言いつつ、見えない尻尾を全力で振ってる私の姿には気づかないでくれ泣