結局、君は誰ですか？ ページ31
Aside
先程、アット！というカトクの通知音が鳴り、セキナさんから「今から帰るよ〜！」との連絡を受けました、どうもAです。
え、ゲロｯ…
セキナさんが帰って来たら……なんて考えたら反吐がでます。
とりあえず、話終わらそ？
立ち上がって、
『と言う訳で私にはオッパが居ます。以上です。帰りますよ。置いてきますよ。』
黄「いや、やっぱり俺そこまで必要じゃなかったじゃん"A"笑」
……ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｵ゛ｲ
ふざけーるな、お前！
バカ！アホ！マヌケ！ポンコツ！
……いやそんな目で見つめないでセブチの方々？
泣きたいの俺な？
光希は異次元の方向を見つめてるんじゃねぇよ！
こっち向け！てめぇの尻拭いくらい自分でしろ！
おいおい、マジで言ってんのか！
『じゃ…ｵｻｷﾆ…mh「…やっぱ、僕たちに隠し事してるよね？」
聞くな。何も聞くな。言うな。喋るな。
『ｱﾊﾊ……そんなわけないだ…そんなわけないでしょ…？』
なんだ、コ○ンでいう名推理の時間みたいな感じ？
やめろ、これ以上バレたら地獄に行きたくなる。
dn「……じゃあ、Aって誰ですか？」
『オッパの実の妹ちゃんだよ、きっと…笑』
jh「なんで"きっと"って言う訳？オッパって呼んでる人の身内も知らないの？」
『それは……』
今言えば怒られないかな？
でも、口が動かない。
これ以上、こいつらにプライベートを知られたら…
俺は…
二度と…
あの業界に足を踏み入れられなくなる。
やっと手に入れた俺の仕事。
小さい頃から憧れてた仕事。
こんな奴らに邪魔されてたまるか。
だから、俺が口にした答えは…
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作者名：青兎月 | 作成日時：2021年2月28日 16時
