初日なり ページ21
Aside
今日は夜にセブチたちのお仕事があるみたいなので、初日の仕事はセブチたちにも手伝ってもらいまひょ！
今日の目玉は！
[朝に隠したモノを全て発見及び処理]
となっております。
さて、まず説教から始めましょうかね…
コレと……見つけた！コレとコレ！
『みんなー！ちょっと来てくれますかー！』
ゾロゾロ集まったセブチたち……
『コレは一体どういうことですか？』
俺が手に持っているのは、惣菜の空のパック。
発見場所はゴミの溜まり場であるキッチン。
dk「それは……その…」
『ではコレは？』
手に持ったのは、しわくちゃな服と大量のコード。発見場所は居間に沢山ある、カゴの中。
jn「わぁー！スゴいね！」
スゴいね……じゃねぇよ！なんだコレ！
うちの地獄よりひでぇ！(お引越し編参照)人数は確かに違うけど……ひでぇよ。
『……これは度が過ぎるのでは？』
困惑と怒りの表情を見せ、ジロリと奴らを見回す。本当にこいつら人間か？チンパンジーとかではないんだよね？
svt「ミアネ…」
『今回は夜の仕事の時間まで、掃除を手伝ってもらいます！サボった方にあげるご飯はありませんからね！』
svt「ネー……」
jh「……それって、お前の仕事じゃん。なんで俺らがやらなきゃいけないの？」
……オイオイ、このﾋﾟｰどもがァ！
俺がこの仕事を1週間で終わり……にしたいのに邪魔するんじゃねェよ！
『……私に全てお任せすることは簡単ですが、それではいつまで経ってもこの[ゴミ屋敷]は変わらないでしょう？ 1週間の期限内で、教えられる家事全てを教えるつもりなんです。』
延長は嫌です、お願いします、覚えてください
『この[ゴミ屋敷]に永遠に住みたくないなら、手伝って欲しいです。お願いします！』
……？ なんか、セブチたちの顔が歪んでいるように見える…また俺、なんか変なこと言った？
sc「ゴミや…ゴミ屋敷……」
mg「だ、だよね……」
ゴミ屋敷が何か？
俺、変なこと言ってないんだけど？
sg「……そ、掃除始めちゃいましょか汗」
『はい、よろしくお願いしますね！』
ゴミ屋敷の何がダメなの？
『お洗濯を早めにしたいので、洗濯物から洗面所に持って来てください！』
svt「ネー」
自室に帰り、洗濯物を持って来ているセブチ…
一番最初に来たのは、ジョシュアさんとミンギュとディエイトさん。この3人、なんか優秀そうに見えるよね。
『早いですね！まだ、[ゴミ屋敷]から探してるものだと思ってました。』
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作者名：青兎月 | 作成日時：2021年2月28日 16時
