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まるで事情聴取をされてるみたいで
『 新人として入って来たのは分かった
それでちょっかい出されてるってわけ ？ 』
A 「 ちょっかい出されてるのかは分からないけど
仕事を教えたり 、休憩被ったり 、一緒に帰ろうって
誘われてた 」
『 それで今日は一緒に帰ったってわけね 』
A 「 いつもは断ってたんだけど
今日は他の従業員が居るところで言われたから
なんだか断りづらくて 、 」
だんだんと声が小さくなっていく私と
だんだん不機嫌になっていく照くん .
『 ちょっかい出されてるって言うんだよ
むかつく 』
A 「 ごめ 、」
謝ろうとしたら
『 俺はAのそばに居たくても居られないのに
そんな奴がAの近くに居られるってむかつく 』
そう言う照くん .
『 そもそも 他の男と話されるのも嫌だし
俺が居ないところで笑ったりしてるって考えるだけで
苦しくなる 、やだ 』
嫉妬全開の照くんに
A 「 ふふ 、」
思わず笑ってしまったら
『 こんな俺 、いや ？
重たくて耐えられない ？ 』
さっきまでの不機嫌な声はどこへやら
不安な声が聞こえてくるから
A 「 ううん 、嬉しい
接客業だから男の人と関わりは絶対あるから
照くんのお願い通りには出来ないけど 、」
そう言うと
『 わかってる 、わかってるけど
きっとこれからも こんなこと言って嫉妬する
それでも良い ？ 嫌にならない ？ 』
不安でいっぱいの照くんの声に
A 「 うん 、ならないよ 」
『 良かった 』
愛おしいが溢れた .
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作者名：m .
| 作成日時：2024年2月16日 0時
