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次の日もそのまた次の日も
藤野 「 Aさん 、一緒にお昼行きませんか ？ 」
A 「 まだやることがあるから 」
藤野 「 Aさん 、今度休み被ったのでご飯でも
行きませんか ？ 」
A 「 ごめんね 、その日は用事があって 」
断るのも疲れてきたところで
藤野 「 Aさん 、今日上がる時間一緒なので
一緒に帰りませんか ？ 」
A 「 今日は ... 」
藤野 「 Aさんって僕のこと嫌いですか ？ 」
そう言われた .
A 「 そんなことないけど 、」
藤野 「 だって 、何回誘ってもだめだし 」
みんなの前でそう言うから
A 「 じゃあ今日だけなら ... 」
藤野 「 やった じゃあ後で 」
何か言われても思われても嫌だから
今日だけと 、返事をした .
...
......
.........
藤野 「 Aさん 、行きましょう 」
A 「 うん 」
店から出て少し歩くと
藤野 「 せっかくだしご飯とかどうですか ？ 」
そう誘われる .
A 「 帰るだけって約束だったでしょ ？ 」
藤野 「 良いじゃないですか 、ね ？ 」
A 「 それは出来ない ごめんね 、っ 」
誘いを断ると腕を強く引かれ
藤野 「 良いから行こって 」
無理やり歩き出す .
照くんに腕を引かれた時は
こんなに痛くなかったし嫌じゃなかった .
A 「 やめて 、お願い 」
何でこんな時に
照くんが浮かんでくるの .
私が避けて嫌な思いさせてるのに .
藤野 「 ガード硬すぎてさ 、鬱陶しいわ
ご飯くらい良くね ？ 」
A 「 痛っ 、ちょっと待って 」
ぐんぐんと引かれる腕
止まろうと思っても止まれない .
振り払おうと思っても出来ない .
助けて
助けて照くん
.
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作者名：m .
| 作成日時：2024年2月16日 0時
