【うた☆プリ】The song of a smiling face

第7話 ページ8

その夜、私は寮の近くにある泉のような所に行った


静かな場所で心を落ち着けたかったから


そういえば、私ってどんな曲を作りたいのか最近考えてなかった


ただ、いい曲っていうような考えだけで動いてた気がする...


私が、昔から作りたかったものは


いつだって元気に、笑顔になれる曲......


それを忘れていた.......


前にお母さんとお父さんにプレゼントした、あの曲が私の初めての作曲


あの時のように楽しく、曲を作りたい


楽しく…自由に…


そう思うと不思議と頭にどんどんと曲が浮かんでくる


あ「〜♪〜〜♪」


((ｶﾞｻｯ


あ「だ、誰…？」


音「あ…ごめん聞いてた…」


自分の歌を聞かれてたと思うとなんだかとても恥ずかしい気持ちになった


音「それ、いいよ！」


あ「へ……？」


音「曲、出来てるよ！」


そうだ……これでいいんだ


音「そうだな………」


すると音也は私が適当に作った曲を歌い始めた


音「二人で…作り出す..このメロディに乗せて...」


即興で作ったとは思えないとてもいいフレーズ……


あ「す…凄いよ！いいよそれ！！」


音「この続き、二人で考えない？」


あ「うんっ！」


二人で作り出す このメロディに乗せて
未来が今日に重なるよう
変わらずぎゅっとこのフレーズみたいに
離したくないんだ...

つまづいちゃったり 転んだりして二人は行く
あしたの方へ
君がいなけりゃ そんな当たり前のことでも
ノイズだらけさ

止めちゃおう この時間 神様に頼んで
Time leap & Feed back もう
ため息が出るくらい
そらせない そらさない君の瞳

スマイル全開で 明日を目指そうよ
1000%の元気でピースサイン
その時は言うよあの二文字の言葉を
どうしようもなく ハートがFly
君にひかれる


林「凄いじゃない...」

日向「ほぅ...」


音也のおかげでいい曲が出来た


みんなが元気になれる曲


音「((ﾁﾗｯ」


あ「…！((ﾆｺｯ」


音「っ…！((ﾌｨｯ///////」


私、音也とペアになれて良かった…

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