【うた☆プリ】The song of a smiling face

第34話 ページ45

すると後から翔がこちらに向かってくるのが見えた


翔「さつきぃーー！！！」


そう叫びながらなっちゃんに向かっている


にしても、砂月って……誰……


春「翔君、何か持ってますね……」

あ「どれどれ」


よく見るとそこには……


あ「眼鏡……？」


なんで眼鏡を……


そういえばよくよく見ると、今日のなっちゃんは眼鏡をかけていない


ならば、あの眼鏡はなっちゃんのか


そして……


翔「おらあぁぁぁ！！」


((ｶﾁｬｯ


無事眼鏡をかけるのに成功した

那「あれぇ……僕は一体……」

翔「ふぅー……」

あ「ねぇ翔、一体何が……」

翔「うおっAに七海！なんでここに……」

あ「んな事いいから、何があったの！？」

春「私も気になります」

翔「あ、あぁ……ちょっと場所をかえようぜ」


そうして、近くのカフェに入った


翔「今から話す事は、ぜってぇに他のヤツに話すなよ」

あ「りょーかい」


そして翔は、なっちゃんが眼鏡をはずすと砂月という人格に変わってしまう


という事をはなしてくれた


あ「なんか厄介だね」

翔「まぁな……ところでお前らはどうしてここに？」

あ「あ……そうだった……」

翔「忘れてたのかよ…」

春「私とAちゃんはHAYATO様のライブに行く予定なんですが、迷ってしまって……」

翔「はぁ…まったく相変わらずだな」


そう言って翔は苦笑いをした


あ「しょ、しょうがないでしょ！ここ、よくわかんないし……」

翔「まぁまぁ、怒るなって。俺らもその会場に行く予定だし」

あ「翔達もHAYATOのライブ？」

翔「いや、俺らはその前のピヨちゃんのなんとかってヤツ」


まぁ、とにかく翔達に会えてよかった


すると

那「眼鏡が曇っちゃいました……拭かないと」

そう言い、眼鏡に手をかけた


翔「待て那月！」


その言葉もむなしく、


砂「んだよ、チビ！」

三人「あ……」


砂月へと変わってしまった

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